コロナ禍でのテレワーク普及によって、“二地域を拠点に生活”というライフスタイルを実践する『デュアラー』が増えています。
このページでは、『デュアラー』や『二地域居住』について詳しく解説し、実践者の体験談を紹介。
また、ライフスタイルに合わせ、暮らしてみたい街で〝トライアルステイ(お試し居住)”ができる住まいを提案します。
『デュアラー』とは、まさに「二地域居住者」
『デュアラー』とは、都会と田舎の2つの生活=デュアルライフ(二拠点生活)を楽しむ人のことをいいます。
その語源は英語のdual(デュアル)。dualの意味は「2」や「2つから構成される」というものです。
デュアラーを訳すなら、まさに「二地域居住者」。当サイトでも前々からご紹介している、平日と週末で拠点を変える暮らし方のことです。
そして今、コロナ禍でテレワークが浸透したこと等も相まって、都市部から田舎へと生活の拠点を移したり、二つの地域で暮らす人たちが増えてきました。
これまでさまざまな住まいの形を提案してきた「おとなの住む旅」ですが、最近デュアラーという暮らし方が注目を集めています。2021年1月31日に「マツコ会議」(日本テレビ系)では、このデュアラー3組が取り上げられました。 一体このデュアラーとはどういったライフスタイルなのでしょうか。今回はこの...
『二地域居住』とは
『二地域居住』とは、都会と田舎などの二地域で生活する暮らし方のこと。
「定住はしないけれど、田舎にも住まいを持ちたい」や「都会で賃貸住宅を借り、総合大学の公開講座に通いたい」など1つの地域に定住するのではなく、都市と田舎、日本と海外など2つ以上の地域に複数の住まいを持ち、暮らすことです。
【二地域居住のメリットの一例】
〇都会で賃貸を借り、田舎にはない演劇の鑑賞など趣味を楽しめる
〇都会では難しい、庭や畑のある広い家に住める
〇家庭菜園や陶芸など、趣味や余暇が充実する
〇美しい景観の中、自然に根ざした暮らしができる
「二地域居住」とは 都会と田舎などの二地域で生活する暮らし方のことを言います。 長寿社会でシニア世代の支持広がる 「二地域居住」という暮らし方が、“人生100年時代”と言われる昨今、注目を集めています。 これは1つの地域に定住するのではなく、都市と田舎、日本と海外など2つ以上の地域に...
『二地域居住』と『二拠点生活』の違いとは
同じような意味合いのある『二地域居住』とは、どのような違いがあるのでしょうか。
『二地域居住』と『二拠点生活』の違いについては、下記のようになります。
○【違いその1】
『二地域居住』は国が推進している政策制度的意味合いが強めですが、『二拠点生活』は芸能人を中心に広まっている生活スタイルで政策制度的意味合いが弱め。
○【違いその2】
『二地域居住』は過疎化する地方や地域に関連するケース(地域活性化)が多く、『二拠点生活』は東京と地方都市など都市同士の二拠点ケース(東京⇄福岡)や地方同士の二拠点ケース(山梨⇄佐賀)が多い印象。
「おとなの住む旅」用語をわかりやすく解説 『二拠点生活(デュアルライフ)』とは 『二拠点生活(デュアルライフ)』とは、その名の通り、生活拠点を2つ持つ暮らしのことを言います。 二つの場所に住まいを持ち、時期によってそれぞれの拠点に移り住みながら生活すること。 普段は都市・市街...
芸能人が実践している二拠点生活が話題!
女優の杏さん、黒谷友香さん、柴咲コウさん、タレント IMALUさん、松山ケンイチさん・小雪さんご夫婦など芸能人の方々の二拠点生活が話題です。
東京を拠点に芸能の仕事をしながら、仕事がないオフ期間に地方や海外へ行ったり来たりするデュアルライフ(二拠点生活)を満喫しています。
これから二拠点生活をしようと検討している方の参考になりそうです。
当サイトでは、これまでアクティブシニアの皆様へ向けた二地域居住の情報をご紹介してきましたが、ここ最近では芸能人の方々の二拠点生活が話題です。 東京を拠点に芸能の仕事をしながら、仕事がないオフ期間に地方や海外へ行ったり来たりするデュアルライフ(二拠点生活)を満喫しています。 今回は、そ...
『地方移住』と『二地域居住』について
地方移住と二地域居住それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分の理想とする暮らしぶりと照らし合わせることが大切です。
地方移住と二地域居住のメリット・デメリットを比較した記事については下記リンクをご覧ください。
テレワークの普及によって地方移住を検討する人が増えています。昨日放送された『踊る!さんま御殿』(日本テレビ)でも「都会を離れた芸能人」特集が組まれ、地方移住した芸能人の充実した暮らしぶりが伝えられました。 しかし、全ての地方移住が成功するとは限りません。後悔した場合、以前の暮らしに戻りたく...
『二地域居住』『デュアラー』実践者の声
二地域居住を楽しむ方々から話が聞けましたので、参考にご紹介します。
■さいたま⇔八ヶ岳山麓
前田 佐智子さん(さいたま市在住・60代、フラワーアレンジメント講師)
今、さいたま市と八ヶ岳山麓の二地域で暮らしています。
街(さいたま市)ではフラワーアレンジメントの講師と製作、八ヶ岳(月1・2回)では趣味の山登りやほったらかしガーデニングを楽しんでいます。
メリットは何といっても街暮らしと田舎暮らしの両方を体験できること、気分転換になることですね。
自分の世界が広がり、いろいろな方と知り合うこともできます。
フラワーアレンジメント講師 前田佐智子さん(60代) さいたま市と八ヶ岳山麓でされている前田さんの二地域居住は、無理なく続けられる理想的なものでした。その秘訣とはいったい何でしょう。 →「二地域居住」とは?|おとなの住む旅 用語解説 前田さんの二地域居住について 主人はフルタイム...
■東京⇔京都
小澤 政和さん(杉並区在住・74歳、不動産オーナー)
夫婦で京都に1年半滞在し、東京と京都の二地域居住をしていました。
(毎月京都に20日間、東京に10日間ほど居住)
ほぼ毎日お寺や歴史のある建物などを見て回り、地元の人がよく行く店で食事する、そんな生活でした。
なるべく観光客がいないところを探して行っていた。そういうお寺だと、住職などが丁寧に対応してくれるんですよ。
■東京⇔山梨
パンダ夫妻(30代)
山梨に決めた理由は、⓵山梨・東京間のアクセスの良さ②HUB拠点としての使いやすさ③良い物件が見つかった、の3つです。
今の二拠点居住でもそうですが、事前にいくら情報収集したとしても、いざ実行に移すと想定していなかった課題や楽しさはいくらでも出てきます。
⇒パンダ夫婦に学ぶ「デュアラー」としての生き方【二地域居住インタビュー】
■東京⇔福岡
島さん(50代)
二地域居住の1番のメリットは、住みたい場所に住めることです。住む場所を自由に選べる、日本でも、海外でも。
あたりまえのことだけど、事実上できなくなってるのが今の日本だと思います。たとえば、会社から近いから都内に住むとか。
二地域居住は、こうした住む場所の縛りをなくしてくれます。
⇒東京と福岡でデュアルライフ。デュアラーから学ぶ「変化についていく大切さ」【二地域居住インタビュー】
■東京⇔静岡県伊東市
Mさん
当初は土日だけ伊東でしたが、すっかり伊東の暮らしが気に入って最近は土日プラス金曜・月曜という感じです。週4日はこちらで過ごしています。インターネット環境さえあれば仕事はできますし、支障はありません。
伊東の住まいには生活感が出るものは置かないようにしています。本棚など家具が増えてくると東京の暮らしと変わらなくなるので。東京の暮らしとメリハリがつくような居住空間になるよう心がけています。
⇒自然豊かな伊東で過ごす日々は「生活感のない暮らし」(東京⇄伊豆)【二地域居住インタビュー】
【デュアルライフ体験記】正直な感想は?
神奈川県の田舎町と沖縄県・那覇を中心に、二地域居住した当編集部スタッフによる二地域居住をしてみた”正直な感想”をご紹介します。
仕事のこと・住まいの費用もあわせて紹介していますので、ぜひご覧ください。
神奈川と沖縄で二地域居住
神奈川県の田舎町と沖縄県・那覇を中心に、二地域居住した筆者です。 今回は、神奈川と沖縄で二地域居住をしてみた”正直な感想”をお伝えします。 仕事のこと・住まいの費用もあわせて紹介するので、ぜひご覧ください。 ■筆者Profile 2020年3月、会社を辞めてフリーランスに。 神...
神奈川と大阪で二地域居住
前回の記事では、神奈川と沖縄の二地域居住の本音をお伝えさせていただきました。 第二弾は、神奈川と大阪での二地域居住の話です。 はじめての大阪暮らし、大阪の魅力を感じるばかりの日々でした。 二地域居住して初めてわかった、大阪の魅力を紹介します。 住まい探しのコツや治...
神奈川と千葉で二地域居住
神奈川を拠点に、沖縄・大阪・千葉・海外で二地域居住している筆者です。 前回の記事では、神奈川・大阪で二地域居住する魅力をお伝えさせていただきました。 今回は、千葉県の中でも二地域居住先としてオススメしたい街を紹介します。 どの街なのか・どこが魅力的だったのか、ぜひ見てみてくださ...
タイと日本で二地域居住
神奈川を拠点に、沖縄・大阪・千葉・海外で二拠点生活中の筆者です。 今回の二拠点生活先は、タイ。 日本とタイでの二拠点生活により、日本を客観的にみれた・金銭面での変化がありました。 二拠点生活がしたい方・している方、海外生活をしてみたいと感じている方はぜひご覧ください。 ■筆者...
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親と子の「近居」が静かなブーム
二地域居住を考えているシニア世代の方々へ、親と子の「近居」が静かなブームとなっています。
近居とは、親世帯と子世帯が気軽に行き来のできる近い距離に住むこと。
何かあったときに助け合える距離でありながら、同居と違いプライバシーを守れる点などが人気の理由です。
特にここ数年は、高齢になった親が子供の家の近くに転居するケース(いわゆる「呼び寄せ」)が増えており、子供との同居は減っています。
旭化成ホームズ(東京・千代田区)が公表したデータによると、次のことが分かりました(2021年6月末のデータ)。
➊子ども世帯との近居(住み替え後)が、7割を超えた。<2019年3月末の63%から、約10ポイントも増えた>
➋入居者の平均年齢は79歳で、75歳以上の後期高齢者が8割弱を占めた。
➌介護保険の認定を受けていない人が85%で、健常者の割合が高い。
➍夫婦2人で入居している世帯が3割を占めた。
「呼び寄せ」や「近居」の住まい先として、積水ハウスグループの自立型・サービス付き高齢者向け賃貸住宅「グランドマスト」があります。
❑グランドマスト大塚駅前
❑マストクレリアン鎌倉
❑グランドマスト勝どき
❑グランドマスト京都嵯峨野
❑グランドマスト奈良学園前
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