三井不動産レジデンシャルが都心の高級賃貸や農村の施設を短期利用できる「多拠点居住サービス」を始めたところ、予想以上に反響を呼んでいます。
東京の物件6棟は3週間ほどで満室になり、ニーズが高いことを改めて証明したのです。
コロナ禍で生まれた「二地域居住ブーム」とその市場規模は、不動産大手が参入したことでどこまで広がるのでしょうか。
都心の高級賃貸を1泊又は1ヶ月で貸す!
三井不動産レジデンシャルは2022年9月末、多拠点居住サービス 「n’estate(ネステート)」を開始(当面は試験運用)しました。
都心や地方都市で展開する同社の賃貸マンションや郊外の施設を短期間利用し、自由に街を選びながら生活するライフスタイルを提案しています。
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【「n’estate」の見どころ】
➊エリアや利用期間が自由に選べる
仕事や趣味、レジャー、観光、リフレッシュなど、さまざまな目的に応じてエリアや利用期間(1泊単位、1ヶ月単位)を選択することで、今の住まいとは異なる空間での暮らし(多拠点居住)が実現できます。
➋都心のマンション、郊外の施設を利用
全国の同社グループ企業やパートナー企業の次の施設が利用できます。
1.都市型拠点
同社の高級賃貸マンションシリーズ「PARK AXIS(パークアクシス)」を家具家電やアメニティを備え付けて提供します(当面は8棟)。
PARK AXISは2年単位の賃貸借契約が基本ですが、今回は住宅宿泊事業法などを活用し、1泊単位と1ヶ月単位で利用できる部屋を新たに用意しました。
⑴ 1泊単位での利用ケース
〇繁忙期等、通勤負担の軽減のために勤務地近くで利用
〇興味や憧れの街での居住体験が手軽にできる
〇家族や複数の友人との旅行でも、自宅のようにくつろいで過ごせる
⑵ 1ヶ月単位での利用ケース
〇観光地に中長期で滞在しながらのワーケーションで利用
〇今の住まいとは異なる住環境でリフレッシュする
〇引越しやリフォームなどの時の仮住まいとして
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木更津市や加須市で農業体験も
2.郊外型拠点
農園体験などで自然とのつながりが感じられ、都心からのアクセスもよい次の2つの施設でサービスを開始しました。
🔳「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」(千葉県木更津市)
都心から車で約1時間。広大な敷地内を散策したり、酪農エリアで動物たちに癒されたり、オーガニックファームで農業を体験してみたり。
トレーラー型のタイニーハウスやヴィラ型宿泊施設が快適に整えられています。※利用は1泊から
🔳「畑住処(はたすみか)」(埼玉県加須市)
コテージの前に広がるのは、大きな空と稲穂のじゅうたん。
渡瀬川と利根川に囲まれた田園の街で、自分の畑に通う暮らしが叶います。
週に1回程度、菜園アドバイザーの訪問サポートがあるので、野菜づくりの初心者でも安心です。※契約は1年単位
同社では今後も順次、多拠点居住サービスの拠点を追加し、多様な暮らし方を積極的に提案していく考えです。
この記事と画像の出典:三井不動産レジデンシャル㈱ 公式サイト
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