リモートワークが一般的になった今、にわかに注目を集めている働き方が「ノマド(ノマドワーク)」です。
仕事の場所や時間は自分自身で選ぶという新しい働き方のことをいいます。
そんななか、海外移住やノマドライフに向けて「働く場所は自分で決めたい」という人たちのための『体験講座』が開催され、話題を呼んでいます。
二地域居住や移住の住み替え先を考えるに当たっても、格好の機会といえそうです。
コロナ禍でのテレワーク普及によって、“二地域を拠点に生活”というライフスタイルを実践する『デュアラー』が増えています。 このページでは、『デュアラー』や『二地域居住』について詳しく解説し、実践者の体験談を紹介。 また、ライフスタイルに合わせ、暮らしてみたい街で〝トライアルステイ(お試...
10種類のリモートワークを体験
海外でのワークショップ(体験講座)『ノマドニア』の運営で知られる㈱スラッシュワーカーズはこのほど、ジョージア・トビリシとインドネシア・バリ島に続いて、世界3都市目となるタイ・バンコクでの開催(来年2月から1ヵ月間)を発表しました。
今回のバンコクでのワークショップは後悔のない仕事選びをする目的で、リモートワークで月9万円を稼ぐための仕事を滞在1ヵ月で10種類経験するというプログラムです。
実体験から仕事を選ぶので、思い込みや世間の評判を気にせずに、自分に合った仕事が見つけられるというメリットがあります。
【海外ワークショップ開催概要】
開催期間:2023年2月13日〜3月10日
講義時間:9:00~12:00(タイ時間)
参加人数:6名
開催場所:タイ・バンコク
申込み締切:満席または2023年2月5日まで
新たな舞台はバンコク!
タイの物価は日本よりも安価で、地下鉄は55円、屋台のランチは90円、ワンルームの家賃は5万円ほどです。
4つの地方ごとに辛味、酸味、甘味、旨味、塩味のアクセントが異なるこの国では、多彩な現地料理と移民たちが調理する海外料理も楽しめます。
ヨーロッパや北米と比べれば物価が安く、アフリカや南米と比べるとネットワーク回線や治安に優れているタイでは、多くのノマドワーカーが集まっています。
さらに、日本とタイの時差は2時間。リモートワークなら日本での生活とほぼ同じリズムで働けます。
日本からバンコクまでの直行便は約6時間なので、いざとなったらすぐに帰国できることも人気の理由です。
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海外ノマド暮らしにチャレンジ!
月9万円で暮らせるバンコクなら、日本で暮らすよりも簡単にフリーランス生活が実現します。
ワークショップ参加後にそのまま海外ノマド暮らしも可能です。
そして、生活費が稼げるようになったら、余暇や趣味を優先して働くことも、次の移住先を目指してさらに収入アップに挑戦することもいいのではないでしょうか。
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すでに100名超の日本人が参加
同社は2021年1月より海外でのワークショップを計8回開催し、参加者は100人を超えました。
コロナ禍以降わずか1年で、日本最大級のデジタルノマドコミュニティに成長しています。
ワークショップ修了後も、ノマドワーカーとして滞在中の国ではコミュニティのメンバーと合流し、仕事の協業をはじめ各国でさまざまなチャンスが生まれています。
加えて、運営メンバーや講師は世界一周やタイ移住、海外起業などを経験している現役の海外ノマドたちです。
海外移住への大きなハードルだった「相談できる人がいない」という問題も解消できるのではないでしょうか。
この記事と画像の出典:㈱スラッシュワーカーズ 公式サイト
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