
「二地域居住」とは
都会と田舎などの二地域で生活する暮らし方のことを言います。
長寿社会でシニア世代の支持広がる
「二地域居住」という暮らし方が、“人生100年時代”と言われる昨今、注目を集めています。
これは1つの地域に定住するのではなく、都市と田舎、日本と海外など2つ以上の地域に複数の住まいを持ち、暮らすことです。
「定住はしないけれど、田舎にも住まいを持ちたい」。
逆に「都会で賃貸住宅を借り、総合大学の公開講座に通いたい」。
そんな二地域居住のニーズが静かに広がっています。
家庭菜園など趣味や余暇が充実
都会に住む人が平日は仕事に集中し、週末は田舎で家庭菜園や趣味などでのんびり過ごす。
逆に田舎で生活しながら、仕事や遊び、学びのための拠点を都会に置く。
またリタイアした後、老後を自然のある街で心豊かに暮らす。
長寿社会の到来でそんなライフスタイルが、ゆとりのできたシニアの間で一層支持を集めそうです。
【二地域居住のメリットの一例】
〇都会で賃貸を借り、田舎にはない演劇の鑑賞など趣味を楽しめる
〇都会では難しい、庭や畑のある広い家に住める
〇家庭菜園や陶芸など、趣味や余暇が充実する
〇美しい景観の中、自然に根ざした暮らしができる