「サ高住の〝サービス〟」とは
以下の3つに分類されますが、必須のサービスは1のみです。
1.安心のための必須サービス
⑴ 状況把握(安否確認)サービス ⑵ 生活相談サービス
2.生活支援サービス [オプション]
⑴ 食事の提供 ⑵ 清掃・洗濯等の家事援助 ⑶ 健康相談等
3.介護保険サービス [オプション]
〇入居者がご自身で、必要なサービスを選べる
独居でも安心できる「見守りサービス」
安否確認と生活相談の〝見守りサービス〟があるので、ひとり暮らしでも安心して生活できることが利点です。
実際にサ高住に入居した人たちは、どのような動機で決めたのでしょうか。
入居者1900名へのアンケート調査(厚労省2014年)によると、「入居を決めた理由」は「ひとり暮らしが不安になったため」がトップ(77%)で、「介護が必要だから」を上回りました。見守りサービスがあり、安心して生活できることが決め手になっています。
「自立型」サ高住とは 「身の回りのことが自分でできる、自立した生活が送れる人(要介護度の低い人を含む)」を対象とする「サービス付き高齢者向け住宅」(略称:サ高住)です。 急拡大する「サ高住」、存在感増す「自立型」 高齢の単身・夫婦世帯が安心して居住できる賃貸住宅として、行政が法に基づき認定...
求められる「健康で長生きのできるサ高住」
そんなサ高住(主に自立型)に問題点はないのでしょうか。
サ高住の介護サービスについては外部の複数の訪問介護事業所の中から、気に入った事業所を選ぶことができます。
自分の意思でサービスが受けられる点もサ高住のメリットです(介護施設では事業所を変更できないケースもある)。
しかし要介護度がさらに重くなり、完全介護が必要になったときは、介護施設に移る方がご本人にとって良い、という場面も出てきます。その点は理解しておく必要があります。
それだけに、サ高住ではいつまでも健康で長生きできる環境づくりが何よりも大切と言えるでしょう。
文豪・太宰 治が愛したまち 三鷹 太宰は昭和14年から三鷹・下連雀で暮らし始め、昭和23年までの9年間、この地で過ごしました。その間、あまりにも有名な「走れメロス」「斜陽」「人間失格」などの名作を世に送り出し、三鷹のまちや生活を描写した作品も少なくありません。 ...