神奈川県の田舎町と沖縄県・那覇を中心に、二地域居住した筆者です。
今回は、神奈川と沖縄で二地域居住をしてみた”正直な感想”をお伝えします。
仕事のこと・住まいの費用もあわせて紹介するので、ぜひご覧ください。
■筆者Profile
2020年3月、会社を辞めてフリーランスに。
神奈川を拠点に、沖縄・大阪・海外を中心に、二拠点生活中。
なぜ神奈川と沖縄で二地域居住したのか?理由は「暖かい海辺街が好きだから」
神奈川の田舎町に住んでいた筆者。
会社を辞めてフリーランスになったことをきっかけに、二地域居住生活を開始しました。
二地域居住先として沖縄を選んだ理由は、暖かい気候が好きだったため。
約1年、神奈川と沖縄の二地域居住ライフをしたのですが、沖縄はやっぱり暖かい。
冬の寒さの度合いが違います。
沖縄でも、冬でも半袖はさすがに厳しい日がありますが、1年を通じて暖かい・海が近くにあることが嬉しかったです。
筆者の仕事は?フルリモなので場所問わず勤務可能!
筆者の仕事は、ネット環境とPCがあれば完結する、ライター・編集・ディレクション。
最初のうちはクラウドソーシングでライターの仕事を探し、編集・ディレクションと仕事の幅を広げていきました。
二拠点生活の「居住費・生活費・移動費」はどれくらい?
二拠点生活の1か月の費用内訳はざっくり以下です。
居住費:5~8万円
生活費:2万円
移動費:1~2万円
二拠点生活の費用は、少なくて月8万円、多くて月12万円です。
(神奈川の拠点は実家なため、家賃は0円とします)
二拠点目の住まいはシェアハウスを活用すれば、お得に滞在できるでしょう。
しかし、筆者は” 一人の時間が好き・一人暮らしでは借りられないような家に住んでみたい”という思いがあり、Airbnbで家を借りていました。
Airbnbは長期滞在で割引されるため、約1か月は同じ家に滞在していました。
初めてのエリアでは、2週間住むとある程度住みやすさや治安がわかって、1か月住むとかなり地元の状況がわかります。
もし二地域居住先を探している方は、2週間~1か月を目途にトライアルステイをしてみることをおすすめします。
二地域居住で必要なこと・仕事や費用についてもっと知りたい方は、以下記事をご覧ください▼
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食生活は自炊中心、たまに外食
食事は、基本は自炊。
そのため、キッチン付きの家を借りていました。
キッチンがない場合は、庭付きの家でキャンプ用のコンロとフライパンで自炊していました。
サバイバル生活のようで楽しかったです。
沖縄で好きだったスーパーは、ユニオンとかねひででした。
そして、たまに外食。
お弁当をテイクアウトして、海辺でランチしたこともありました。
沖縄では、お得な飲み屋さんやローカルフードがたくさんあるので、ワクワクしながらお店探しを楽しんでいました。
神奈川と沖縄で二地域居住したメリット2つ
二地域居住したメリットは以下2つです。
- 神奈川の便利さが体感できた
- 沖縄の距離感と気候と人が心地良かった
神奈川に住んでいたメリットは、クライアントや友人と会いやすかった点です。
神奈川の田舎住まいなので、駅まではバスでそこから電車を経由し都内というロケーションでした。
沖縄からだと、飛行機・電車・宿泊先と手間だったのは事実。
「神奈川って便利かも」と思った瞬間でした。
ただ、沖縄の温暖な気候とのんびりさは、神奈川では感じることができませんでした。
沖縄で家を転々とする中で出会った人々とは、飲みに行く・一緒に買い物に行くような仲間になれました。
沖縄にしかない、人との距離感や時間、気候に雰囲気があり、そこが私にとって心地良い場所になっていたんです。
神奈川と沖縄で二地域居住したデメリット
神奈川と沖縄の二地域居住のデメリットは、正直ありません。
嘘のように聞こえるかもしれませんが。
ただ、当メディアでインタビューさせていただく中で、”デメリット”となる部分が見えてきました。
それは、以下2つです。
- 二地域居住の移動時間は2時間以内が良い
- 沖縄に憧れて移住した後、起こるトラブル
二地域居住する場合は、移動時間が2時間以内が便利だそう。
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ただ私はリモート勤務なので、頻繁に行き来せずに住んでいたんです。
また、沖縄移住に憧れたものの、理想が大きすぎて移住断念する人の声も沖縄の現地で聞きました。
私個人としては、沖縄滞在でわかったことが多く(雰囲気・物価など)デメリットはありませんでした。
沖縄で生活してみて、はじめてわかったこと
沖縄に住んでみてはじめてわかったことは、意外と物価が安くなかったことです。
JAの野菜は確かに良質でお得でしたが、那覇市のスーパーは神奈川と大差ないお値段。
お買い物上手にならないと、食費を抑えるのは難しいと思います。
でも、お得な飲み屋さんが沖縄にはいっぱいあって。
1000円ぽっきりでお酒とごはんが食べられる「センベロ」(1000円でベロベロになれるくらい飲めるコース)を調べて、活用してみてください。
那覇は特にいろんなお店があるため、観光でも滞在でも巡るのが楽しくなるはずです!
私のイチオシのお店はこちらです。
▼沖縄生活の短期移住記は以下をご覧ください。
移住ブームの中、「沖縄移住したい!」という声が多くあがっています。 筆者自身、沖縄生活に憧れを抱いており、2020年のほとんどを沖縄で過ごしました。 そこで、実際に沖縄へ短期移住してみて気づいたこと・移住を決める際の意外な注意点を解説します。 短期移住におすすめの住まいについて...
神奈川・沖縄で二地域居住、暖かい&海辺街が好きな人はぜひ体験してみてほしい!
神奈川と沖縄で二地域居住をした正直な感想をお伝えしました。
二地域居住先やリモート勤務先、トライアルステイ先を「沖縄」と考えている方は、ぜひ1か月を目安に滞在してみてください。
ポイントは以下2つ。
- 飲食店が多いエリアを選び、たくさん遊ぶ
- もしくは、キッチン付の最寄りにスーパーがある家を選ぶ
生活する上で、周辺環境や食事面は大切です。
知らない街で二地域居住をした筆者が「大切だな」と強く感じたポイントです。
二地域居住をしてみたい方・沖縄移住を検討されている方は、上記のポイントを踏まえて実行・検討してみてください。
二拠点居住に興味がある・お悩みの方へ
おとなの住む旅では、ライフスタイルに合わせながら、暮らしてみたい街でお試し居住できる住まいを提案しています。
二地域居住者のインタビューから体験記、お得な物件紹介など、経験者がサポート中です。
今と違う場所で暮らしてみたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせよりコメントください。