「AI(エーアイ)」とは
「AI(エーアイ)」とは、英語で『Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)』。
「人工的な」という意味の「Artificial」と「知能・知性」という意味の「Intelligence」を合わせた言葉で、“人間のような知能を持ったコンピューター(人工知能)”を意味しています。
「AI(人工知能)」という言葉は、1956年にアメリカ・ダートマス大学で初めて用いられ、現在では身近な存在となってきました。
人間の知覚や知性をソフトウェアを用いて人工的に再現し、経験から学んで自ら学習することで、人間が行うように柔軟に業務を実行できます。2021年では、さまざまな分野で人間の代わりとして導入され、活用が進んでいます。
「AI(エーアイ)」のメリットとデメリット
「AI(エーアイ)」は、大量のデータ(情報)からパターンを認識・蓄積し、ビジネスや生活などのあらゆる場面で難しいタスクをこなせるようトレーニングすることができます。メリットとしては、業務の効率化による労働力不足の解消や、コストの削減、生産性の向上、データ分析による顧客満足度やコミュニケーションの向上などが挙げられます。
【AI(エーアイ)のメリット】
・業務の効率化による労働力不足の解消
・コストの削減
・生産性の向上
・データ分析による顧客満足度やコミュニケーションの向上
・生活便利性の向上
人がAI(エーアイ)に変わることによって、さまざまなメリットが得られる反面、デメリットも存在しています。
【AI(エーアイ)のデメリット】
・人間の雇用が減少
・導入時の一時的コストがかかる
・情報漏洩のリスクがある
・リスクマネジメントなどメンテナンス管理が必須
AI(エーアイ)を導入することで、下記の10項目の職種において、人間の雇用が減少すると予想されています。
・一般事務員
・銀行員
・受付
・警備員
・スーパー・コンビニのレジ係
・タクシー運転手
・電車運転士
・データ入力係
・ホテル客室係
・工場勤務者
シニア向けの「AI(エーアイ)」サービス
近年では、高齢者(シニア)向けのAI(エーアイ)サービスが登場しており、本サイトでもいくつかご紹介してきました。
【高齢者向けのAI(エーアイ)サービス】
○話し相手になるコミュニケーションロボット「おしゃべりケンちゃん」
○ステレオカメラとAIを搭載した新電動カート『SPX-1』
○高齢者の健康をサポートするAIアプリ「Sportip Pro」
○AI機能を搭載予定!海外の人と日本語で交流を持てるスマホアプリ「Sail」
○目の不自由な方や読書に困難を感じる方向けのAI搭載視覚支援ウェアラブルデバイス
○AIテクノロジーにより画質をワンランクアップして自分史を作成
⇒「確かにAI(人工知能)はなんでもできる。でも、0から1を生み出すのは人間しかできない。だからこそ私は人類のためになるものを創りたい。いつまでも創造的でありたいんです」
当記事の前編『私は、創造的でありたい Vol.1』はこちらから 世界最年長アプリ開発者 若宮正子氏 東京都は2018年10月、高齢者の就業を支援するイベント「シニアしごとEXPO」を開催し、最年長アプリ開発者・若宮正子氏が講演をしました。 スマホアプリの制作秘話やシニア世代と情報技術の関わ...
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