『アイフレイル』とは
『アイフレイル』とは、年をとって眼が衰えてきたところに、さまざまな外的・内的ストレスが加わることで、目の機能が低下した状態、またそのリスクが高い状態のことを言います。※引用元:アイフレイル啓発公式サイト
『アイフレイル』になることで、白内障や緑内障、加齢黄斑変性などの目の病気に関連することがあり、『アイフレイル』が進行して重度の視機能障害に陥ってしまうと、回復が難しくなってしまう可能性もあります。
これからセカンドライフを楽しむアクティブシニア世代にとっては、『アイフレイル』にならないように注意が必要です。
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『アイフレイル』のチェックリスト
現時点において、『アイフレイル』がどうかを確認できるチェックリストを下記にご紹介します。
【チェックリスト】
○目が疲れやすくなった
○夕方になると見にくくなることが増えた
○新聞や本を長時間見ることが少なくなった
○食事中にテーブルを汚すことがたまにある
○メガネをかけてもよく見えないと感じることが多くなった
○まぶしく感じやすくなった
○はっきり見えない時にまばたきをすることが増えた
○まっすぐの線が波打って見えることがある
○段差や階段が危ないと感じたことがある
○信号や道路標識を見落としそうになったことがある
上記の10項目のうち、あてはまる数が0個の方は正常、2つ以上の場合は『アイフレイル』の可能性があり、眼科専門医への相談が必要です。
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『アイフレイル』の予防対策について
それでは、『アイフレイル』にならないための予防対策としては、どういったものがあるのでしょうか。
1.不適切な生活習慣をせず、健康的なライフスタイルを心がける
2.目の症状が出れば、放置せずに眼科で検査を受ける
3.目の症状がなくても、定期的に眼科検診を受ける
タバコや肥満といった不適切な生活習慣によって目の組織に悪影響を及ぼすため、健康的なライフスタイルを送る必要があります。
また、どんな症状でも目の症状が出ていれば、放置することなく、眼科で検査を受けることが大切です。
目の症状がなにもなくても、定期的に眼科検診を受けることは、『アイフレイル』の予防対策に繋がります。
「老眼かもしれない」「40歳になったから」「新しい眼鏡を作りたい」「コンタクトを新調したい」「免許更新の前に目の検査を受けておこう」など、些細なことをきっかけに眼科検診を受けてみることが大切です。
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