総務省は、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタル機器を扱うことが苦手な高齢者を対象に、講習会を6月中旬から全国の携帯電話ショップなど約1,800カ所で、順次開始すると発表。
コロナワクチンの予約時、スマホを使ったインターネット予約がスムーズにできなかった方もおられるのではないでしょうか。詳細をご紹介します。
スマホを使えない高齢者はなんと約2,000万人
内閣府が発表したデータによると、スマートフォンを利用していない人は60歳代で20%、70歳以上では50%にも及んでいます。
総務省では、スマホを使えない高齢者が約2,000万人いるとみており、菅政権が掲げる行政のデジタル化において、高齢者が取り残される可能性があると懸念しています。
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全国の携帯電話ショップなど約1,800カ所で開催されるスマホ講座は、1回60分からなる無料講習会。基本講座と応用講座合わせて11テーマから構成され、希望する講座が受講可能です。また今後も講座の種類は増えていくとのこと。
11テーマから構成されるスマホ講座
基本講座 6テーマ
◯スマホの電源の入れ方、ボタン操作
◯電話のかけ方、カメラの使い方
◯インターネットの使い方(→「Wi-Fi(ワイファイ)」とは?)
◯メールの使い方
◯地図アプリの使い方
◯LINEなどSNS(エスエヌエス)の使い方
応用講座 5テーマ
◯マイナンバーカードの申請、利用
◯マイナポータルの活用、カードの健康保険証利用
◯マイナポイントの申し込み
◯電子納税サイト「e-Tax」の利用
◯医療機関におけるオンライン予約・診療(→「オンライン診療」とは?)
デジタルシニアを目指すのにおすすめなスマホ講座(有料)
民間企業では、スマホ講座などのサービス(有料)をいち早く展開。デジタルシニアを目指すのにおすすめなスマホ講座をいくつかご紹介します。
①シニア向けコンシェルジュサービス『もっとメイト』の「スマートフォン個別講座」
「株式会社MIHARU」が展開するシニア向けコンシェルジュサービス「もっとメイト」の「スマートフォン個別講座」では、高齢者に対して定期的な「傾聴」を行い、日常の中で抱える悩みを解消したり、願望の実現をサポートします。
詳しくはこちらの記事から↓
【目指せデジタルシニア】高齢者のための「スマートフォン個別講座」プログラム
②スマートフォン・パソコン教室「パソコムプラザ」
「株式会社スノー・カンパニー」が展開する「パソコムプラザ」は、オンラインで学べる高齢者(シニア)のためのスマートフォン・パソコン教室。『自宅で学べる!いちばんやさしい60代からのAndroidスマホ講座』や『自宅で学べる!いちばんやさしい60代からのiphone講座』などお手持ちの携帯に合わせた講座を受けることが可能になっています。
詳しくはこちらの記事から↓
【高齢者向けオンライン講座】デジタル化についていけない方向けの老舗スマホ・パソコン教室
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