有名無名に関わらず、これまで数々の高齢者の方たちにお話を伺ってまいりました。その中には“金言”とも言うべき名言が登場することがしばしば。現代を生きる若者に限らず、高齢者の方にも響くであろう名言の数々。そこで今回は、そんな“金言”と呼ぶにふさわしい現代に響くであろう名言をまとめてみましたので、ご紹介します。
なかには、高齢者として括るにはいささか失礼な年代の方もいらっしゃいますが、あらかじめご了承ください。
<1>【人との巡りあわせが重なって、導かれるように馬毛織に辿り着きました】
<2>【人生を楽しむ秘訣は「人への優しさ」】
<3>【面白いと思った構図や、自分でもウフッと笑えるものなら全部やってみたい!】
<4>【0時前に寝たことはありません(笑)】
<5>【孫がアメリカに留学するので、案内してほしいんです。それを目標に、これからも元気でいたいです】
<6>【何もしない思考停止状態では老いるだけ。だからこそ変化が大事。歩く道を変えるだけでもいいんです】
<7>【確かにAI(人工知能)はなんでもできる。でも、0から1を生み出すのは人間しかできない】
<8>【イキイキと暮らす秘訣は趣味を持つことです。「仕事が趣味」はダメ】
<9>【自分に合わないことはしない。無理にするのは嫌じゃないですか】
<10>【歩けば、気持ちがとても明るくなるんです】
<11>【目標があれば、人は何歳からでも変われる】
<1>【人との巡りあわせが重なって、導かれるように馬毛織に辿り着きました】
平安時代から続く技法で「セイロ」「フルイ」「漉し器(こしき)」を手掛ける曲げ師の大川セイロ店2代目・大川良夫さん(78歳)は、生産中止の危機にさらされた馬毛の漉し器についてこう振り返ります。
【人との巡りあわせが重なって、導かれるように馬毛織に辿り着きました】
人と人とのつながりを大切にする大川さんご夫婦の金言は、デジタル化が進む現代社会において余計に忘れてはならないお言葉。
曲げ師になって56年 伝統と縁を紡ぐ 大川セイロ店 大川セイロ店2代目・大川良夫さんは、平安時代から続く技法で「セイロ」「フルイ」「漉し器(こしき)」を手掛ける曲げ師です。 「長男なので、そのまま継ぎました。もう曲げ師になって56年です」 大川さんは御年76歳。実年齢よりもずっと...
<2>【人生を楽しむ秘訣は「人への優しさ」】
製造業の会社を営んでいる渡辺勝さん(74歳)は、中国に興味を持ち始め意欲的に中国語を学んでいます。器用な手先で傘の取手を直したというエピソードの際に出た金言がこちらです。
困っている人を放っておけない渡辺さんの人柄が滲み出るお言葉。常にこうありたいものです。
シニアの生き方を学ぶ~第二の人生を楽しむ達人にインタビュー いつまでも若々しく、生き生きとしている方はとても魅力的ですよね。今回は第二の人生を楽しまれている達人にお話を伺いました。 渡辺勝さん(72歳)意欲的に中国語を学ぶ 10年前から中国語を習い始めた渡辺勝さん。「半分冷やかし、もう半分...
<3>【面白いと思った構図や、自分でもウフッと笑えるものなら全部やってみたい!】
72歳で初めてカメラを手にし、82歳で初の個展を開催した“スーパーおばあちゃん”こと写真家・西本 喜美子さん(90歳)さんの金言がこちらです。
【面白いと思った構図や、自分でもウフッと笑えるものなら全部やってみたい!】
まるで青春時代を謳歌している若者が言うようなセリフをさらっと言ってのける“スーパーおばあちゃん”恐るべし若さです!
82歳で初の個展を開催し、高い技術力で数々の賞を受賞 『人は何歳からでも始められる』そう思わせてくれる“スーパーおばあちゃん”が、いま話題を呼んでいます。 89歳にして現役の写真家・西本 喜美子さん(熊本市在住)です。 なにしろ72歳で初めてカメラを手にし、74歳のときにパソコンを購入...
<4>【0時前に寝たことはありません(笑)】
週3回珠算教室で指導員をされている金谷寿美子さん(70歳)は、家事をこなしながら月に5回、日本舞踊(坂東流)を習っています。そんな多忙な金谷さんの金言がこちらです。
生きいきとして疲れを感じさせない金谷さんのように人生を楽しんで生きていきたいですね。
シニアの生き方を学ぶ~第二の人生を楽しむ達人にインタビュー 歳を重ねるほどに情熱を持ち、何かに没頭している人の姿はとても魅力的ですよね。 今回は様々な活動に精力的に取り汲んでいる達人にお話を伺いました。 週3回珠算教室で指導員 金谷寿美子さん(69歳) 金谷寿美子さんは珠算教室の先生です...
<5>【孫がアメリカに留学するので、案内してほしいんです。それを目標に、これからも元気でいたいです】
日本舞踊(坂東流)を16年間習っている滝川和栄さん(77歳)は、娘さんと一緒にショッピングを楽しみ、若い人のお店で洋服を買うことが多いとのこと。そんな滝川さんの金言がこちらです。
【孫がアメリカに留学するので、案内してほしいんです。それを目標に、これからも元気でいたいです】
歳を取ってからの遠出はなかなか腰が重たくなるものですが、目標のために健康でありたいと願う見習うべきお言葉です。
シニアの生き方を学ぶ~第二の人生を楽しむ達人にインタビュー 歳を重ねるほどに情熱を持ち、何かに没頭している人の姿はとても魅力的ですよね。 今回は様々な活動に精力的に取り汲んでいる達人にお話を伺いました。 趣味は料理と編み物。 滝川和栄さん(76歳) おしゃれな装いが目を引く滝川和栄さん。...
<6>【何もしない思考停止状態では老いるだけ。だからこそ変化が大事。歩く道を変えるだけでもいいんです】
サキソフォニストとしても活躍されている宮浦清さんは、健康メソッド「音楽呼吸法」の創案者として全国で講演をされています。そんな宮浦さんの健康メソッドに基づく金言がこちらです。
【何もしない思考停止状態では老いるだけ。だからこそ変化が大事。歩く道を変えるだけでもいいんです】
自らの闘病生活の中から導きだした老化の原因を”しないこと”だと話し、変化を恐れないことが一番のアンチエイジングです。
音楽家 呼吸研究家 宮浦 清氏 健康メソッド「音楽呼吸法」の創案者として全国で講演をする傍ら、サキソフォニストとしても活躍されている宮浦清さん。 その背景には持病の心臓弁膜症、糖尿病に悩まされた過去がありました。 これまでの人生を振り返りながら、同メソッド誕生の秘話と活躍し続ける秘訣を伺い...
<7>【確かにAI(人工知能)はなんでもできる。でも、0から1を生み出すのは人間しかできない】
独学でパソコンスキルを習得し、81歳でアプリを開発した世界最年長アプリ開発者の若宮正子さん。高齢者の就業を支援するイベント「シニアしごとEXPO」で登壇した際の金言がこちらです。
確かにAI(人工知能)はなんでもできる。でも、0から1を生み出すのは人間しかできない】
ICTを駆使する若宮さんは、「AIには0から1を生み出すことはできない、創造的でありたい」と力強く語りました。
世界最年長アプリ開発者 若宮正子氏 東京都は2018年10月、高齢者の就業を支援するイベント「シニアしごとEXPO」を開催し、最年長アプリ開発者・若宮正子氏が講演をしました。 スマホアプリの制作秘話やシニア世代と情報技術の関わり方について話してくれました。 (全2回に分けてお送りする) ...
<8>【イキイキと暮らす秘訣は趣味を持つことです。「仕事が趣味」はダメ】
キャリア40年の獣医師・沖山峯保さんは、1日のスケジュールの中で診察を終えてから朝、海へ向かい午後までは海の上、夕方病院に帰る生活。そんな悠々自適に暮らす沖山さんの金言がこちらです。
【イキイキと暮らす秘訣は趣味を持つことです。「仕事が趣味」はダメ】
昭和の時代、仕事に没頭して趣味を持たなかった高齢者は少なくありません。仕事を定年退職した後に何をしたら良いかわからない人には響くお言葉ではないでしょうか。
キャリア40年の獣医師がすすめるシニア世代のペット共生とイキイキ生活の秘訣 著書『やさしい猫の看取りかた』でペットの終活に言及し、メディアにも多数登場している沖山峯保さん。(→「終活」とは?|おとなの住む旅 用語解説)長年の経験から、シニアとペットの上手な付き合い方を語っていただきました。(→...
<9>【自分に合わないことはしない。無理にするのは嫌じゃないですか】
仕事がきっかけで中国語を習い始めた 洞口正春さん(76歳)は、週に1回趣味のゴルフを楽しんでいます。そんな洞口さんの金言がこちらです。
【自分に合わないことはしない。無理にするのは嫌じゃないですか】
自分自身と向き合いながら、無理をせずに見合ったことをする。精力的に元気でいられる秘訣は、自分自身との対話からも得られそうです。
シニアの生き方を学ぶ~人生を楽しむ達人にインタビュー 歳を重ねるほどに情熱を持ち、何かに没頭している人の姿はとても魅力的ですよね。 今回は様々な活動に精力的に取り組んでいる達人にお話を伺いました。 「無理をしない!」が元気でいる秘訣 洞口正春ほらぐちまさはるさん(76歳) 人生100年時...
<10>【歩けば、気持ちがとても明るくなるんです】
単に「歩く」だけでなく、「心の姿勢」という意味が込められたポスチュアウォーク®。2000年にポスチュアウォーキングを考案し、活動を始めたポスチュアスタイリストのKIMIKOさんの金言がこちらです。
お家の中で引きこもってばかりでは気が滅入ってきます。まずは、家の中で5ⅿでも10ⅿでも少しずつ歩いてみて、たまに外の陽の光を浴びながら散歩をしてみませんか?
独自に考案した美しい姿勢と歩き方「ポスチュアウォーキング」の指導のため、日本全国を駆けめぐり、多くの人たちに幸せと喜びを届けている素敵な女性、ポスチュアスタイリストのKIMIKO(きみこ)さんにお話を聞きました。〈2回にわたり連載します〉 KIMIKOさんのプロフィール 1961年岡山生まれ...
<11>【目標があれば、人は何歳からでも変われる】
2013年に80歳(世界最年長ギネス記録)で3回エベレスト登頂に成功したプロスキーヤーであり冒険家の三浦 雄一郎さん(87歳)。生活習慣病などの病を乗り越え、目標に向かってコツコツと歩き続けてき三浦さんの金言がこちらです。
三浦さんのお父様は100歳近くになっても夢と目標を持っていらしたそうです。年齢関係なくどんな時も夢と目標を持って生きることが健康で長生きすることに繋がるのではないでしょうか。
プロスキーヤー・冒険家 三浦 雄一郎氏(87)の「歩き続ける力」とは 東京都がこの10月に開催した、高齢者の就業を支援するイベント「シニアしごとEXPO2019」。会場内でひときわ注目を集めたのが、プロスキーヤー・冒険家の三浦 雄一郎氏による講演会「歩き続ける力(演題)」(東京セカンド...