おとなの住む旅
ここで疑問をあげたのが、『【LGBT高齢者支援】老後の不安をなくす、幅広く相談できる団体が誕生』でご紹介した、アライアンサーズ株式会社 代表取締役 久保氏です。世間の声を受け、久保氏は「高齢者ひとりひとりに寄り添い、お悩みを聞いた上で免許返納をサポートする」民間サービスの必要性があると考え、シニアドライバーの運転免許証返納をサポートする民間サービスを開始しました。一体どのようなサービスなのでしょうか。
アライアンサーズ株式会社は、2020年2月3日(月)より「高齢者ドライバー免許返上サポート事業」を開始。「高齢者ご自身」「ご家族」「地域社会」「市区町村(自治体行政)」などの社会課題を解決することを目的とし、同事業を始めました。久保氏は日々の終活相談などから、なぜシニア世代が免許返納に消極的、もしくは踏み切れないかがわかったと話します。その理由は下記の通りです。(→「終活」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
久保氏によると、「『自分は大丈夫だ』と思いたい心理(焦燥感のようなものも含める)」があるとのこと。この理由は免許返上に限らず、終活や老い支度においても同様と話します。
▽終活まとめ記事▽
2020.01.16
2020.08.11
佐藤順一郎氏プロフィール 一般社団法人CCRC ウェルネス研究センター代表理事 一般社団法人66Love協会CCRC責任者 シニアライフコーチ CCRCプロデューサー 老後の暮らし方について相談を受け悩みに耳を傾け続けながら、不安や悩みを解消するためのシニア住宅の...
自分への自身があるシニアほど、高齢を理由に資格を奪われたり、お年寄り扱いされたりすると拗ねてしまうようです。そのため、比較的甘えやすい存在である家族や友人の説得に耳を貸さず、返納に応じなくなるようです。
いざ返納しようとすると、自分で調べないといけなくなります。調べる際に発生する手間などを考えると面倒に感じてしまい、自然と遠のいてしまうようです。頭ではわかっているけど煩わしくてできない。そんなシニア世代の心理を理解することが重要と言えるでしょう。
生活する上で車がないと動けないエリアの場合、自主返納は大きな痛手になります。長年染み付いた生活習慣はなかなか変えられないですし、また変えたくはないのが普通でしょう。こういった場合は「返納後の代替え案を考える必要がある」と久保氏は話します。
上記理由を踏まえて、自主返納を進めることが大切だと久保氏は語ります。同社では、長年自動車免許取得の相談係として勤められていた多鹿 幸生氏を自動車免許証返納相談員として迎え、対応していくとのことです。強制的にしても意味がない。シニア世代の心に寄り添って勧めることが、自主返納をはじめ、終活や老い支度を円滑に進める鍵となるようです。
<高齢者の免許返納(返上)に関するセミナー>
〇日時 ・2020年3月20日(金)13時30分~14時30分まで ・2020年3月28日(土)13時30分~14時30分まで ※いずれも同一内容。終了後、希望者向けに個別面談あり
〇参加対象者 ・自動車運転免許返上(返納)を検討中の高齢者 ・高齢者の両親に自動車運転免許証を返上してもらいたい家族 ・マスコミ、新聞関係者、自治体行政担当者など
参加ご希望の方は以下のURLよりお申込できます。
①2020年3月20日(金)参加希望の方 https://www.kokuchpro.com/event/ed8e63ec21e5633568b694cb291ee054/
② 2020年3月28日(土)参加希望の方 https://www.kokuchpro.com/event/a262d8744f0b823eb6456c3fbe318e72/
<高齢者ドライバー免許返納(返上)サポート 料金>
●免許返上にご本人が前向きな場合 Aコース 合計5万円(完全成功報酬型 ※着手金無料) Bコース 合計4万円(成功報酬2万円+着手金2万円)
●免許返上にご本人が否定的な場合 Cコース 合計10万円(完全成功報酬型 ※着手金無料) Dコース 合計8万円(成功報酬5万円+着手金3万円)
●免許返上の手続き補助・代行のみ Eコース 合計2万円 ※交通費など実費は成功可否に関わらず、全額お客様ご負担になります。
【本件に関するお問い合わせ先】 企業名:アライアンサーズ株式会社 担当者名:久保 TEL:03-6260-8637 E-Mail:alliancers.japan@gmail.com 東京都新宿区高田馬場1-32-10
■出典:PRTIMES
【おとなの住む旅】二地域居住を実践する体験者(デュアラー)の声