ステイホーム週間となった今年のゴールデンウィーク。安倍首相が発言した「オンライン帰省」をはじめ、インターネットを活用した取り組みが急速に広がっています。
(→「オンライン帰省」とは)
外出自粛でも生活を便利にしてくれるインターネットは、いまや老若男女問わず必要なライフラインです。医療においても、外出をしなくても済むようにとオンライン診療を開始する医療機関が増えています。
(→「オンライン診療」とは)
とはいえ、ずっと自宅にいても何もすることがないと思う人も多いはず。そういった方にオススメなのがオンラインセミナーです。以前からあるものですが、不要不急の外出ができない今、改めて注目されています。オンラインセミナーは体力に自信がなかったり、自宅にいながら楽しみを見つけたい高齢者にこそオススメしたいコンテンツなのです。
そこで今回は、オンラインセミナーについてご紹介します。
オンラインセミナーは高齢者と親和性が高い?
オンラインセミナーとは、インターネット上で行われるセミナーや講義のこと。ウェビナー(「Web」と「Seminar」を合わせた造語)、E-ラーニングとも呼ばれます。
オンラインセミナーの最大のメリットは、どこからでも参加できること。自宅にWi-Fiなどインターネット環境があればPCやタブレット端末から参加できます。もちろん、スマホでも可能です。
(→「Wi-Fi」とは)
オンラインセミナーは通常のセミナーのように、どこか会場へ行く必要がありません。そのため、ケガをしていたり体調を損ねていたりしても、自宅にいながら参加が可能です。スマホの普及で誰もが手軽にWebにアクセスできることから、各種団体・企業もオンラインセミナーを積極的に開催しています。
このように、移動の手間がないオンラインセミナーは非常に高齢者と親和性が高いと言えます。
オンラインセミナーの種類
配信方法は2種類
オンラインセミナーは大きく分けて2種類、リアルタイム配信(ライブ配信)と録画配信があります。
リアルタイム配信はその名のとおり、配信時間になると講師がリアルタイムで講義を始めます。録画配信は、前もって録画しておいた動画を告知した日時に配信。セミナーによっては、どちらにしても後日閲覧できる場合があるので、万が一見逃したとしても後から見ることが可能です。事前に確認しておくといいでしょう。
リアルタイム配信はさらに2種類
リアルタイム配信は、一方的に講義をする一方向配信と、講師と参加者が質疑応答などでコミュニケーションをとる双方向性配信があります。双方向性配信の場合、チャットツールで質問を受け付けたり、ビデオ通話のように画面越しに講師と直接話す場合があります。集中して学びたい人は一方向配信、講師と実際にやりとりをしたい人は双方向性配信というように、自分が望む参加スタイルなのかどうかを確認するといいでしょう。
オンラインセミナーはどうやって見つければいい?
オンラインセミナーはGoogleやYahooなどで検索すると数多く表示されますし、「こくちーずプロ」や「ストアカ」といったポータルサイトでも見つけられます。
オンラインセミナーは、参加条件として年齢制限をしているものはあまりないようです。もし興味を持ったものが「年甲斐も無いかな」と思うような若い人向けのものだとしても、遠慮する必要はありません。一方向配信なら他の参加者に自分を見られることはないですし、自分の顔が画面に映る双方向性配信でも、学びに年齢は関係ありません。自分が心から気になったものに参加して、楽しんでみてはいかがでしょうか。
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