【家の仕事場】意外なあそこも!?「テレワークしやすい家の場所ランキング」

テレワークが働き方の選択肢に加わった今、住まいに対して仕事効率や過ごしやすさを求めるのは当然となりました。テレワークをする上でやりやすい場所は千差万別。家のどの場所がテレワークしやすいのでしょうか。

株式会社LASSIC(ラシック)が運営する「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワークにおける『仕事場』に関するアンケート調査を実施(全国20歳〜65歳の男女、1077名)。ビジネスパーソンは自宅のどこで働いているのかを知るのとともに、テレワークに求められる住まいについて考えていきましょう。

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家のどこがベスト?「テレワークしやすい家の場所ランキング」

アンケートでは上記の結果となりました。なぜその場所を選んだのか、それぞれ見ていきましょう。

テレワークの作業場所:1位 リビングルーム 49.58%

全体の約半数がリビングルームと回答。テレワーク専用の個室がない場合に最有力となるスペースのようです。ソファに座り、コーヒー片手にローテーブルをデスク替わりに作業しているという方は多いのでは。また、他の部屋と比べてスペースが広かったりする場合には、リビングルーム内にテレワーク用のデスクを置いてワークすベースにしている人もいるようです。リビングに収納がある場合は、そこに仕事の書類や資料をしまうこともでき、休憩がてらテレビを見たりソファで昼寝をしたりもできたりする勝手の良さも利点と言えます。

とはいえ、自分を律さないとソファやテレビは誘惑に。複数人で生活している場合は共有スペースなので、お互いに配慮が必要にです。

テレワークの作業場所:2位 個室の書斎 27.39%

リビングルームに次いで多かったのが「個室の書斎」。書斎であれば仕事用のデスク・デスクトップパソコンなどを設置して快適な作業スペースをつくることができます。公私ともにメリハリも付けやすく、自分に最適な空間にできるのでオフィス以上に快適にすることも可能です。

新たに家を建てている人の中には個室の書斎を希望する人も増えており、家づくりの設計段階では間取り変更ができるかと思いますが、既に住んでいる家に書斎専用の部屋を設けるのはなかなか難しいでしょう。そういった場合は、前述のようにリビング内やサービスルームや廊下などの空いたスペースにワークスペースをつくる人は多いようです。

テレワークの作業場所:3位 ダイニングルーム 16.71%

食事をするダイニングルームはダイニングテーブルと椅子が常設されているため、PCさえあればすぐにテレワークを始められます。複数人のご家庭ならダイニングテーブルは幅が広いので、資料を躊躇なく広げられるのもいいところですよね。しかし、食事時など他の人が利用する時間帯は別な場所で作業をするなど工夫が必要でしょう。

テレワークの作業場所:4位 寝室 16.34%

ダイニングルームと僅差で4位となった寝室は、起きてすぐに仕事ができるので移動時間をもっとも削減できる作業場所と言えるでしょう。

近年、ベッドの上に設置できる簡易デスクや、膝上テーブルなどの便利グッズが販売されていることもあり、ベッドの上でも快適な作業スペースをつくりあげることはできるようです。しかし、リビング以上に誘惑がある場所。仕事で疲れた体はベッドを求めてしまいます。

住まいに求めるテレワークスペースの条件

ランキングを踏まえて考えると、テレワークに求める条件や理想には下記のことが言えます。

・広々としたスペース
・仕事に集中できる
・人の出入りが少ない
・効率よく仕事ができることがだけでなく、休憩もできる快適性もある

テレワークのメリットは、自宅にいながら仕事ができること。しかし、オフィスとは違い小休憩ができる心地良さがあることも挙げられます。とはいえ自宅ではなかなか難しい方も多いはず。そんな方にオススメなのが二拠点(二地域)居住です。

二地域居住は近年「デュアルライフ」という名前でも広がっていて、拠点を二つ構えて自分のその時の状態に応じて拠点を使い分ける暮らし方を指します。

→二拠点居住・デュアルライフを詳しく解説!

しかし、なぜ二拠点居住がいいのでしょうか?テレワークの観点で考えれば、自宅以外の拠点がもうひとつあれば、オフィスのように使えるからです。しかも住まいなので、シェアオフィスとは違い自分のみの空間。食事もその場で済ませられ、仮眠をとることもできます。

二拠点居住を始めやすいのはシェアハウス

二拠点居住でよくあるのは都心と郊外に拠点を構えるスタイル。平日は仕事のために都心で、週末はオフに切り替えるために郊外で過ごすというものです。しかし、コロナ禍のテレワークではエリアを大きく変えなくても仕事に専念できる自分だけの空間を持ちたい人は増えています。そこにプラスアルファで、自宅にはない楽しみや要素を求める人は少なくありません。それらを含めて考えた結果、離れたエリアでなく近場で拠点を二つ構える人も増えてきているのです。

関西圏のシェアハウス「J&F(ジャフ)ハウス大阪」

そういった方にオススメなのがシェアハウスです。

賃貸住宅のように手続きが煩雑でなく、短期間で利用することができ、家賃もはるかに安くなります。シェアオフィスを月間で借りるといい金額ですが、あくまでオフィスなので寝泊まりはできないですし、他の人もいるので完全なる自由ではありません。しかし、シェアオフィスなら自分の居室があるので暮らすことはもちろん、他の人と話したくなればリビングや屋上等の共用施設に行って交流を図ることもできます。そこで新たな友人ができる可能性もあるなど、テレワーク禍では非常に贅沢な環境と言えます。

「J&F(ジャフ)ハウス大阪」共用部

また、最近のシェアハウスは共用部にこのようなワークスぺースがあるところも。ワークスぺースで1日働いて、夜遅くなったら居室に戻って休む。住まいであるけど完全な自宅ではないので、またいつもとは違った気分で過ごせるでしょう。気分転換にもなり、仕事にも集中できるなんて魅力的ですよね。

自宅で思うように仕事に専念できない方は、「泊まれるオフィス」という感覚でシェアハウスを借りて二拠点居住をしてみてはいかがでしょうか。

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