シニア世代に人気のスポーツといえば、「登山・ハイキング」が今や定番です。
〝普段行っているスポーツ〟のランキングによると、60~74歳ではなんと第2位、75歳以上でも第3位につけています。
(出典は総務省。なお、第1位はウォーキング)
さて、登山家・滝澤 圭一郎が綴る「シリーズ 山と共に」。
今号は、久しぶりの山旅となった「初夏の立山連峰」へ、皆さんをご案内いたします。
【シリーズ 山と共に】<第14章>久々の山旅へ、初夏の「立山連峰」を歩く
写真・文/登山家 滝澤 圭一郎
1975年、長野県上田市に生まれる。毎月、全国の山々に挑んでいる。月に100キロ以上走り込み、トレーニングを欠かさない。マラソンランナーでもある。㈱イチイ 秋葉原店・巣鴨店店長としても多忙な日々を送る。
初日は大雨と雷で、ずぶ濡れのスタート
久しぶりに山へ出かけました。
3密を避けようと思い、7月の4連休より一足早い平日20日、夜行バスに飛び乗り、山旅へ出発したのです。
今回は初夏の「立山連峰」(富山県)へ。
最近は大好きな穂高ではなく、浮気して立山へ行くことが多くなりました。
今回のスケジュールは・・
1日目は深夜バスで富山駅へ。
2日目は富山駅→室堂→雷鳥沢キャンプ場(奥大日岳へハイク)。
3日目は立山連峰を一周し、新幹線で帰宅。
登山初日は雷鳥沢キャンプ場から約2時間の場所にある「奥大日岳」へ登りましたが、残念ながら途中大雨と雷でずぶ濡れになってしまいました。
稜線上での雷は生きた心地がしません。
命からがら下山したものの、夜はテントに湿気がこもる有り様で、テンションは下がるばかりです。
「夜空に輝く星を見ながら宴会をする」そんな仲間との夢は儚く散りました・・。
翌朝は快晴、“天晴れ男”の本領発揮!
ところが、翌朝目が覚めたら、前日の大雨は嘘のように青空が広がっているではありませんか!
そう言えば昔は晴れ男を通り越し、「天晴れ男」と言われていたのをにわかに思い出しました。
こんなに天気の良かった立山は、初めてかもしれません。
今回も登山仲間と一緒に、怪我なく楽しく登山ができました。
しかし、こんなに晴れるとは思っておらず、日焼け止めを持ってきていなくて、お肌が大変な事になってしまいました・・。
どんな時でも日焼け止めは持参しなければと反省です。
<つづく>
※本記事の画像はすべて、「オークフィールド八幡平」の公式Facebookより引用 「ようこそ三大都市圏のシニアの皆様」サ高住の「オークフィールド八幡平」(岩手県)〝体験モニター〈月5万円〉〟の募集を開始! 八幡平はちまんたいの麓の景勝地に建つ〝サービス付き高齢者向け住宅〟「オ...
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