緊急事態宣言が解除されるも、新型コロナウイルスの脅威は依然収まりません。そんな状況下において、新型コロナウイルス給付金に便乗した詐欺が多く報告されています。
そこで政府は、政府インターネットテレビや政府広報オンラインTwitterで、解説動画を公開しました。老若男女問わず是非とも見ていただきたい内容です。今回はこちらの動画についてご紹介します。
子どもから高齢者に見てほしい!主人公ハナちゃんの解説動画
新型コロナウイルス関連解説動画は全4話。動画作成は株式会社curioswitchが行いました。かわいい主人公ハナちゃんが詐欺の手口を解説し、相談先を紹介する内容です。
幅広い世代の理解と共感を促すことを目的に、表現手法にイラストアニメーションを採用しました。全シリーズを担当するイラストレーターには、日本赤十字社の新型コロナウイルス関連動画の作画で、テレビニュースやSNSで話題となった本田亮氏を起用。国際的な広告・イラスト賞を数々受賞しています。
高齢者必見!第1弾「ダマされちゃだめ!給付金詐欺」
解説する全4話のシリーズの第1弾「ダマされちゃだめ!給付金詐欺」は、主人公のハナちゃんのパパとママ宛に、市役所から「子育て給付金を入金するので、URLから口座番号を入力してください」というメールが届きます。一方、じいじとばあばには「高齢者一人あたり3万円の給付金をお配りしますのでカード番号または口座番号を教えてください」との電話がかかってきました。
パパとママ、じいじとばあばが早速手続きをしようとした時、国民生活センターのサイトをチェックしているハナちゃんが、公的機関を装った巧みな手口であること、口座番号やクレジットカード情報を騙し取る詐欺の相談が増えていることを伝えます。
もし給付金詐欺の連絡があったら、どうすればいいの?
もし、怪しい電話がかかってきた場合は消費者ホットライン「188」、または新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン「0120-213-188」へ電話しましょう。
高齢者必見!第2弾「何かおかしい、これってDV? ひとりで悩まず、すぐ相談!」
第2弾「何かおかしい、これってDV? ひとりで悩まず、すぐ相談!」は、あるニュースから始まります。
ハナちゃん一家がテレビを見ていると、「新型コロナウイルスの影響でドメスティック・バイオレンスが深刻化」というニュースが。そのニュースの内容に疑問を感じたパパに対し、ハナちゃんは「ちょっとしたことからDVは始まる」と説明します。
DVについての相談はどこですればいいの?
もし、DV被害にあった時の相談窓口は「DV相談ナビ:0570-0-55210」、「DV相談+(プラス):0120-279-889」の2つがあります。また「DV相談+(プラス)」はメールやチャットでも受け付けています。
世界中が不安に襲われる中、このような悪質な詐欺やDV事件は見えないところで起こっています。決して他人事ではありません。いつ自分の身に起こってもおかしくはないので、是非お時間があるときに見ていただきたいと思います。
出典:PRTIMES
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