もうすぐ8月、日に日に暑さを増していますが、季節柄心配なのが熱中症です。この時期になると熱中症になる高齢者は多く、心配な方も多いかと思いますが、熱中症対策を広める「熱中症予防声かけプロジェクト」というものがあるかをご存知ですか? 民間企業と行政機関が連携して行なっている熱中症予防を呼びかける国民的な運動です。
「熱中症予防声かけプロジェクト」のことはご存じでしたか? 民間企業と行政機関が連携し、熱中症予防を呼びかけている国民的な運動です。 特に注意が必要な高齢者や子どもたちへの、熱中症予防の知識普及・啓発などに取り組んでいます。 このプロジェクトの参加企業、日清医療食品㈱は6月末...
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症によってマスクが欠かせない状況。マスクをした上での熱中症対策を考えなくてはいけませんが、最近では夏の暑さに乗り切れる冷汗マスクが人気です。どんなのものなのでしょうか。
高齢者必見!夏のマスク生活を快適にする「-3.8℃ひんやり夏マスク」
スポーツウェアやアパレル製品の企画・製造・販売を手掛ける株式会社アグレッソが販売している夏用マスク「-3.8℃ひんやり夏マスク」は、累計3万枚を完売するほどの人気マスクです。
「-3.8℃ひんやり夏マスク」開発の背景
マスク着用がスタンダードになった現在、高温多湿となる日本の夏を乗り切るには、マスク生活を少しでも快適にすることが不可欠と確信した同社。「少し手も快適に過ごしてもらいたい」との思いで開発しました。
高齢者にオススメしたい「-3.8℃ひんやりマスク」の特徴
高齢者に「-3.8℃ひんやりマスク」をオススメしたい理由は、同マスクの特徴にあります。
1.高い遮熱機能
2.抜群の接触冷感機能
3.子ども用サイズも含めた3サイズ展開
マスク着用時の不快感を軽減する工夫
高い遮熱機能と接触冷感機能を叶える秘密は、生地にあります。この生地が「新しい生活様式」下でも快適に過ごせる秘密です。
遮熱機能以外の高性能
「-3.8℃ひんやり夏マスク」の特徴は生地にあります。表地は、生地単体の試験で一般的な生地より最大マイナス3.8℃の温度差が生じる高機能な遮熱機能を持っています(一般財団法人ボーケン品質評価機構にて試験実施)。加えて、汗をかくシーズンの不快な蒸れが少しでも軽減できるよう、吸汗速乾性もあり。また、UVカット率は97.9%(UPF50+)なので、夏の強い紫外線から肌を守ります。
裏地には、高い接触冷感効果のある生地を使用。最大熱吸収速度を示すQ‐MAX(キューマックス)値は0.459w/cm²にのぼり、通常の接触冷感マスクを大きく上回るひんやり感を実現しました。
(出典:valuepress)
このように、ひんやりと冷たいだけでなく、マスク着用時に抱く不快感や肌トラブルなどを考慮しています。
高齢者は徹底した熱中症対策が必須
しかし、このような高機能冷感マスクだけでなく、日頃から熱中症対策をすることが不可欠です。厚生労働省は「令和2年度の熱中症予防行動の留意点について」をHPに掲載しています。おとなの住む旅でも、高齢者の熱中症対策についてご紹介しています。
5月26日(火)の記者会見にて加藤厚生労働相は「屋外で人と十分な距離が確保できる場合にはマスクを外すこと」と熱中症にも注意するよう呼び掛けています。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためマスクを着用する機会が増えましたが、これからの暑い夏には熱中症にも気を付けなければいけません。 ...
高齢者は日頃の健康チェックも不可欠
日頃の体温測定・健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。特に高齢者はしてほしいのが、厚生労働省が2020年4月から、75歳以上の後期高齢者を対象に導入した(義務づけた)新たな健診(健康診査)「フレイル健診」です。「フレイル健診」で聞く質問項目は、自宅にいる際のセルフチェックとしても使えます。(→「フレイル健診」とは)ぜひ熱中症対策とあわせて、活用してみてください。