世界的な冒険家・三浦 雄一郎さんの最新の著書が、シニアの皆さんから「勇気がもらえる」と支持を集めています。
その見どころを紹介しましょう。
プロスキーヤー・冒険家 三浦 雄一郎氏(87)の「歩き続ける力」とは 東京都がこの10月に開催した、高齢者の就業を支援するイベント「シニアしごとEXPO2019」。会場内でひときわ注目を集めたのが、プロスキーヤー・冒険家の三浦 雄一郎氏による講演会「歩き続ける力(演題)」(東京セカンド...
【シニアにおすすめの新刊本】『歩き続ける力』
書名:「歩き続ける力」
著者:三浦 雄一郎
高齢でも健康を維持できる!
三浦さんの「歩く力」とは
➊本書の内容
87歳にして現役のプロスキーヤー・冒険家の三浦雄一郎さん。
エベレスト登頂の世界最高齢記録保持者であり、70歳を過ぎてから3度(70歳、75歳、80歳)も登頂に成功しました。
そんな三浦さんの体力を支えているのは特別なものではなく、自宅近くを〝歩く〟トレーニングが中心です。
この本では高齢でも健康を保てる「歩く力」の身につけ方を、写真や図でわかりやすく紹介しています。
三浦さんが2019年1月に南米最高峰・アコンカグアへ挑んだときの手記も、要注目です。
自分の得意分野で楽しみながら脳トレを
夢や希望の不思議な力を信じよう!
➋目次と要旨
第1章 三浦雄一郎が歩き続けられる理由
〇すべては「一歩」の積み重ねと考える
〇目標を失うことのマイナス面を知る
第2章 歩き続けるために必要なこと
〇歩くことの大切さを再確認する
〇走らなくてもいい、まずはゆっくり歩こう
第3章 「歩き続ける力」を身につける方法
〇「生きる」ために楽しい目的をつくる
〇「形から入る」ことでやる気を促す
第4章 歩き続けるための日常生活
〇自分の得意分野で楽しみながら脳トレを
〇夢や希望の不思議な力を信じよう
◆特別収録「86歳、南米最高峰に挑む」
〇新たな目標へ
〇高所登山が過酷な理由
世界七大陸最高峰からの滑降など達成
➌著者略歴
1932年10月、青森県生まれ。プロスキーヤー、冒険家。
エベレスト8000mからのスキー滑走を始め、富士山山頂からの直滑降、世界七大陸最高峰からの滑降など達成。
クラーク記念国際高等学校校長
❑本書は双葉社より2019年4月刊行、B40判サイズ・全177ページ、1,100円(税込)
※本記事の写真引用元「ミウラ・ドルフィンズ」