
昨年の12月10日、『暮らしを大切にするシニア世代の住まい情報誌 +Life』Vol.8を無事発行いたしました。
今回は、目次に沿って内容をご紹介いたします。
『+Life(プラスライフ)』 Vol.8 目次
[P2上] 小池百合子都知事が激励!”新たな仕事に挑むシニアの塾”第2期開講
[P2下] アデコ㈱に入社、セカンドキャリア塾の企画・運営担う
[P3]プロスキーヤー・冒険家 三浦雄一郎さん(87歳)からメッセージ
[P4]佐藤順一郎氏の人気コラム 最後はみんな「おひとりさま」どこでどう暮らしますか?
[P5~6] 高齢者住宅の入居者が語る”さまざまな人生模様”
[P8~19]「広い居室で自由に暮らしたい方へ」自立型の高齢者住宅約60棟、一挙掲載!
編集後記
「妻が亡くなった昨年から一人暮らしです。耳が不自由になり、生きる気力もなくなってきて・・・」。
弊社開催のお茶会(鷺宮会場)に参加されたSさん(75歳)が伏し目がちに、そう近況を話してくれました。
「それなら補聴器をつけましょうよ。きっと世界が変わるから」。
他の参加者が皆でそう口々に励ましたのですが、補聴器は好きじゃない、とSさんは最後まで首を縦に振りませんでした。
それから1ヶ月後、Sさんからお便りが届きました。
「先日、補聴器をつけてみました。近所の人たちとも話ができるようになり、元気に過ごしています。皆さんのおかげです」。
本誌の連載コラム執筆者で専門家の佐藤順一郎氏はこう話しています。
「シニアの方々に最も必要なのは“孤立しないこと”。会話が減ると、心身共に弱ってしまうのが問題なんです」
佐藤氏の助言の下、弊社では鷺宮(中野区)でシニアの交流会(セミナー等)を随時開催しているほか、まもなく西東京市で「シニアと学生が共に助け合うシェアハウス」を開設する計画です。
多世代が暮らすコミュニティをつくることで、もっと多くの方々がSさんのように元気になっていただければと思います。
編集長 種村 吉正