
東京キャリアセカンド塾 開講式
「東京キャリアセカンド塾」の開講式が10月11日、行われました。同塾は「元気なシニアが新たに活躍するための学び直しの場」として、さまざまな講座や就労支援を実施しています。開講式には主催者の小池百合子都知事が登壇。新たなステップを踏み出す第2期生114名に激励の言葉を送りました。
(開講式は、高齢者の就業を支援する東京都主催のイベント「シニアしごとEXPO」内で開催)。(→「セカンドキャリア」とは? | おとなの住む旅 用語解説)
小池都知事が激励「人生の盛りは80、90歳」
小池都知事は安田財閥を築き上げた安田善次郎の言葉を引用し、第2期生に次のように話しました。
「”50、60は鼻たれ小僧、男盛りは80、90″というのは安田善次郎さんの言葉です。皆さん、まだまだこれからですよ」。続いて、ファーストキャリアを終えて再度新たにチャレンジする受講生に、新しい自分づくりのための3つのポイントを伝えました。
・自分を改めて知ること
・スマートフォンやチャットアプリなどを使って新しい時代を知ること
・心身を自由にすること
「この3つをもって、新しい人生を楽しんでいただきたいと思います」。
受講生代表の赤星成子さんの熱意あふれる言葉
一方、受講生代表の赤星成子さんは、今後の抱負を述べました。
「50代以降、社会のつながりが希薄でしたので新しい友人と出会い、働きたいと思いました。受講生同士で刺激し合いながら学んでいきたいと思います。いずれは学びを活かし、誰もが豊かなシニアライフを送れるよう身近に学び続けられる場所と、自分を発見できる教材の開発をしたいと考えています」。
熱意あふれる言葉に、会場から温かい拍手が沸き起こりました。