昨年「東京セカンドキャリア塾」の開講式で受講生代表を務めた高倉成行(たかくらまさゆき)さん(65歳)。今年3月に同塾を卒業した後のキャリアについてお話を伺いました。(→「セカンドキャリア」とは? | おとなの住む旅 用語解説)
新しい仕事に挑戦するシニアたち 東京都、”生涯現役”へ塾を開講! 「新しい仕事にチャレンジするシニアが、セカンドキャリアに向けて楽しく学べます」。(→「セカンドキャリア」とは? | おとなの住む旅 用語解説) そう呼びかけているのは、東京都が今年10月に開講したセカンドキャリア塾です。 第...
セカンドキャリア塾の企画・運営担う
東京セカンドキャリア塾の講義では自分の置かれている環境を理解した上で、これからの人生をどう生きていくかについて考えさせられる内容が多かったです。
例えば、私たちの年齢になると感情が高ぶりやすくなるので、うまく対処するためのアンガーマネジメントや、今後20~30年過ごすためのマネープランなど、自分自身を見つめ直しながら学ぶ内容でした。
また働き方については就業以外にもNPO法人の設立や個人事業主など、選択肢があることを教わりました。
卒業後は、今年4月にアデコ(株)に入社し、東京セカンドキャリア塾のプロジェクトメンバーとして年間契約で働いています。アデコは東京都から同塾の企画・運営を請け負っていて、今回私も企画立案から参加しました。
「人生100年時代」と叫ばれている昨今、第二の人生を謳歌しようと再度就労を目指す意欲的なシニアが増えています。これからの日本経済においてシニアは欠かせない存在。長きに渡り築き上げてきたキャリアやノウハウは、企業にとっても大きな力となります。そんなシニアの背中を後押ししようと、東京都は2018...
「社員とフリーランス」二足のわらじ生活
今は週5日フルタイムで働いています。一方で、フリーランスのカメラマンもしています。アデコの社内公募に応募し、選定者5名に入りました。もともとカメラの技術職をしていて、写真の撮り方も練習していたこともあり選ばれました。
仕事は楽しさよりも、「最後までちゃんとやるんだ」という想いが強いです。とても充実している分、健康には気をつけようと思っています。(「セカンドライフ」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
生きがいを感じているのは自営業者?! セカンドライフとは「第二の人生」を意味し、定年退職後の人生のことを指すこともあります。〝シニアライフ〟とも呼ばれます。 このセカンドライフを考えるうえで興味深いのは、内閣府が公表した「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」です(回答は60歳以上の...