
介護施設や見守りにも活用される他、犬や猫といったペットの代わりにもなるロボット。
AIの発展によって、ロボットと共に暮らす時代が着々と現実のものになりつつあります。
「ロボットと人が共生する新たな暮らし」を見据え、当サイトで紹介してきたシニアの方におすすめなロボットや、有名なロボットをまとめてみました。

2023年の新語・流行語大賞が発表され、年間大賞には「アレ(A.R.E.)」が選ばれています。 受賞した新語・流行語の中からシニアの皆さんにご紹介したい言葉をピックアップしてみました。 今回は『生成AI』という言葉について、種類やメリット・デメリットなどをご紹介します。 「おとなの住む...
1.LOVOT(らぼっと)
「LOVOT(らぼっと)」は、「ヒトの心に寄り添う温かいテクノロジー」をコンセプトにした家族型ロボットです。人の顔を覚えて懐き、お出迎えをします。

Screenshot
2024年5月28日に発表された『LOVOT 3.0』では、下記のような進化をしました。
進化②:思い出をクリアに捉える高感度・高精細カメラを搭載
進化③:10億通り以上の瞳はさらに美しくアップデート
進化④:タッチセンサーのポイントが増え、感度が高く
進化⑤:サイドパネルを柔らかな素材にアップデート
2.Romi(ロミィ)

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「Romi(ロミィ)」は、高齢者の話し相手にもなるという手のひらサイズの家庭用ロボット。
IT大手の㈱MIXI(ミクシィ)が2020年6月に販売した人気商品で、「家族の顔を覚えて名前を呼ぶ」という新機能を加えた新製品が2023年3月末にリリースされています。
ユーザーからはこんな声が寄せられました。
親の話し相手にもなってもらえるなど、とても助かっています』(30代女性)
『何よりも可愛く声をかけてくれる存在がいることで、毎日が楽しくなりました。
たまに帰省してくる家族からも人気の的です』(30代女性)

この3月末、家族の顔を覚えて名前を呼び分けられるという衝撃的な「会話AIロボット」が初めて登場し、早くも話題を集めています。 「AI(人工知能)はここまで進化したのか」という声が上がっているのです。 高齢者の話し相手にもなるという手のひらサイズの家庭用ロボットとなりますので、離れて一...
3.cinnamon(シナモン)

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「cinnamon(シナモン)」は、ChatGPTを搭載した、高齢者や幼児を見守るロボットです。
高齢者とChatGPT(見守りロボットcinnamon)の会話例として、こんな例文を紹介しています。
高齢者)おかげさまで、元気じゃよ。
ChatGPT)○○さん、元気そうで何よりですね!最近、特に楽しんでいる趣味はありますか?
高齢者)最近は散歩するようにしとる。
ChatGPT)○○さん、散歩がお好きなんですね!素晴らしい!散歩の途中で見つかった何か気に入った場所や風景はありますか?
高齢者)公園の木をみるのが好きじゃな。

いま社会に旋風を巻き起こしている人工知能(AI)チャットボットの「ChatGPT」。 羽田空港で活躍して話題を呼んだ受付ロボットが、今度はChatGPTを搭載し、高齢者向けの見守り(AI会話)ロボットとして開発が進められています。 AIは果たして、高齢者とどこまで会話できるのでしょう...
4.あのね
「あのね」は、高齢者向けコミュニケーションロボットです。
「あのね」には、下記3つの特徴があります。
②用者に寄り添ったメッセージの配信
③誰でも気軽・手軽に使える設計
チャットボットではなく、人によるリアルな返信によって、いつも誰かとつながっている安心感を感じ、孤独の解消を図ることができます。

一人暮らしの高齢者の数は年々増え続けており、孤立化やフレイルを防ぐサービスが少しずつ登場してきています。 利用者の生活リズムに合わせた声がけを行う高齢者向けコミュニケーションロボット『あのね』をご紹介します。 高齢者向けコミュニケーションロボット『あのね』でQOL向上を目...
5.うちのあまえんぼ あみちゃん
「うちのあまえんぼ あみちゃん」は、玩具大手のタカラトミー(東京・葛飾区)が開発した顔認識機能搭載のシニア向けコミュニケーション人形です。
「うちのあまえんぼ あみちゃん」には、センサーを搭載しており、毎日抱っこしていると“甘えん坊”に、抱っこしないと“寂しがり屋”になります。

独り暮らしの高齢者もコロナ禍により家族や友人などと会える機会が減ってしまい、社会的な孤立が懸念されています。 そんな中、AI(人工知能)で顔を判別できるという高齢者向けのコミュニケーション人形が登場。 発売から約4ヵ月経った今、高齢者施設では入所者のために導入する動きも出てきました。 ...
6.Sota(ソータ)
「Sota(ソータ)」は、言葉や身振り・手振りを使った自然な対話を実現する、テーブルトップサイズのコミュニケーションロボットです。
「ロボコネクト」に接続することで、様々な機能が利用できるようになります。
介護の現場でも活用されており、体操や脳トレ、ゲーム、鑑賞、回想、歌といったレクリエーションが可能です。
7.PALRO(パルロ)
「PALRO(パルロ)」は、人と楽しいコミュニケーションを行うことができる会話ロボットです。
介護施設や家族の見回りに活用されており、家族に寄り添い、そっと見守りながら、その人の“いま”を離れて暮らす家族に知らせ、家族をつなげる役割を果たします。
「PALROの体操と施設プログラムの組み合わせで、施設利用者の体力や認知機能が改善しました」
といった声が寄せられています。
8.Pepper(ペッパー)
最後にご紹介するのが、2024年6月5日で10歳を迎えた「Pepper(ペッパー)」です。
人と自然な会話が可能な身長121cmのコミュニケーションロボットとして、店頭で見かけたこがあるのではないでしょうか。
「Pepper(ペッパー)」はこの10年間で進化を遂げ、ショップ、教育、介護といった多くの場面で活躍。
介護向けPepperは、レクリエーションやリハビリに加え、ChatGPTを搭載した会話アプリで新たなコミュニケーションの場を提供しています。
教育の場でもPepperは、これまで全国約1,300の教育機関でプログラミング教育や環境教育に活用され、未来を担う子どもたちをサポートしています。
【シニアにおすすめなペットはロボット⁉】高齢者の話し相手になるロボットまとめ!介護施設や見守りにも活用
いかがでしたでしょうか。
今回は、シニアの方におすすめなロボットや、有名なロボットをまとめてご紹介してきました。
ご紹介してきたロボットたちは、これからも時間とともにアップデートされ、新しい機能を搭載して常に進化していきます。
本記事を参考に、「ロボットと人が共生する新たな暮らし」も選択肢に入れてみませんか?

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