自分の人生を振り返って書く「自分史」がブームを呼ぶなか、高齢者の自分史づくりを子育てママがサポートするという新サービスが注目を集めています。
その制作スタイルは独特で、自分史を本ではなくて、ウェブサイトで制作するというもの。
在宅で仕事をする専業ママたちが取材から制作、校正まで手伝ってくれます。
主婦たちとの交流により、ご高齢者も孤独への不安が解消されているようです。
スマホで取材から支払まで完結
この「自分史ウェブサイト制作事業」を始めたのはAYAクリエイティブ(松坂智美代表)。
スマートフォン1台あれば、自分史の取材から制作、支払いまでオンラインで完結するというシステムです。
ウェブサイトなら、誰でも手軽にスマホなどで自分史を確認できるという利点があります。
⇒自分史を動画で作ろう!シニア層が対象の動画編集サービス『残ルンです』
1.自分史ウェブサイトの特徴
➊完全オンライン
取材はLINEやZOOMを利用し、原稿確認もメール等で行います。
➋子育てママが取材、制作、校正
作業は100%在宅。子どもを預けられる時間が短い幼稚園ママや、引越しが多くて新たな仕事に踏み出しにくい転勤族ママなど、働きたくても働けないママたちの眠れる労働力を活用します。
➌孤独への不安を解消
自分史を書く過程で必然的に家族とのコミュニケーションが発生し、ママによる取材によって温かい会話が生まれます。
➍シニアにSNSの活用促す
完成後、自分史ウェブサイトを制作したシニアが入るFacebookグループへの登録を案内。
お互いの自分史に感想を送り合う文化があります。
【本サービスの流れ】
お申込み⇒ 自分史ワークシートを記入⇒ LINEで取材⇒ 自分史執筆⇒ ウェブサイトデザイン⇒ 校正⇒ 完成・お支払い
【料金】
自分史基本パッケージ 77,000円(税込)より
追加ページ 5,500円(税込)
→『自分史』を書きませんか? これからの人生をイキイキ過ごせます! Vol.1
2.専業主婦の能力を在宅ワークで活用
コロナ禍による家計の不安増大や、リモートワークという新たな選択肢により、「働いて収入を得たい」という専業ママの意見が多く聞かれます。
さらに、子育て経験の中で培われた、きめ細やかな配慮や傾聴力がシニアの「話を聞いてほしい」というニーズを満たすことができるのです。
【代表・松坂智美(まつざかともみ)氏の略歴】
36歳2児の母。人材教育企業で13年間会社員として勤めた後に、子どもとの時間を優先するため個人事業主として独立。ママ起業家として、女性だけでウェブサイト制作事業を展開している。
この記事と画像の出典:AYAクリエイティブ 公式サイト
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