終の住処の決め手は健康保険?帰国後の「サ高住」入居の可能性とは|インタビュー後編

前回に引き続き、おとなの住む旅では、「まこさん」へインタビューを行いました。

まこさんは、20年以上にもわたるサンフランシスコでの海外生活を経て、「終の住処」を探す旅をスタートした方です。

まこさんの豊富な海外生活経験や、日本国内を旅する姿から、終の住処を選択するための大切なポイントを学ぶことができます。

この記事では、まこさんへのインタビューを通じて、

・終の住処にしたい場所について
・サービス付き高齢者向け住宅への意識

について紹介します。

将来住むならどこがいいのか・サ高住について気になるという人は、ぜひご覧ください。

■プロフィール
名前:まこさん(50代・女性)
20年間にもおよぶサンフランシスコ生活を経て、日本へ帰国。
2015年から、世界のどこかに「終の住処」を探す旅を始め、旅そのものが目的になったそう。現在は、日本国内にて旅を継続中。

「終の住処」にするなら海外?日本?

━━━サンフランシスコをはじめ過去訪れた海外の国を、終の住処にしたいと思いますか?

まこさん:サンフランシスコを終の住処にしたいとは思っていません。

サンフランシスコでの思い出は多く、友人もいます。

しかし、私が好きだった昔のサンフランシスコは存在していません。

あの土地は、IT業界のミリオネイラーか、福祉をあてにした貧乏人しか生活していけず、中間層は皆外に出てしまっています。

私もその一人です。

アメリカを始め、海外を終の住処にしたいという甘い思いは「健康保険」を考えた時に、とても難しいと実感しました。

アメリカの医療はバカ高いし、安いバリのようなところではろくな医療施設がありません。

そう思うと、日本の国民健康保険制度と医療の高度さは、他には変えられない良さがあります。

これからの生活で、大切にしたいこととは何か

━━━今後生活する上で、大切にしたいこととはなんでしょうか?

まこさん:コミュニケーション能力です。

意固地な孤独な老人になったときが、一番辛いでしょう。

柔軟性や、誰とでも仲良くやっていけるオープンさは必須です。

過去と現在を比べない。

時代の波に乗るまで行かなくとも理解を持つこと。

「分からないから」と言って新しいものを拒まないこと。

歳をとっていることが偉いと勘違いしないこと。

若い人に上から目線で話さないこと。

常に新しいものを教えてもらう謙虚さを持ち合わせること。

エモーショナルハイジーン、感情の衛生管理です。

ネガな気持ちを溜め込まないこと。

病気は、感情から生まれると思っています。

海外生活を経て、サ高住の魅力を感じるかどうか

━━━バリアフリーや食事など、暮らしやすさに特化した「サービス付き高齢者向け住宅」に興味はありますか?

まこさん:サービス付き高齢者向け住宅が増えるというのは安心です。

元気でいられるうちは特に家やマンション購入などせず仮の宿で構いませんが、現在持ってる財産を最後の施設に贅沢に使うというのはありかなと思っています。

ただ、出来るなら自立して多世代がいる環境、コミュニティみたいなところでで長く過ごせる方が理想的ですね。

まとめ:海外を終の住処にするには、医療保険がネック。コミュニケーション能力を持ち続け健康的な生活を

長い海外経験を経たからこそ、老後の医療保険が心配になる様子が伝わってきました。

終の住処を考慮する際は、健康・医療保険の問題がネックになります。

日本の医療保険ならびに高齢者に対する制度は、安心して暮らすためにも大切な要素です。

また、海外生活後、日本で暮らすことを想定して、住まいを購入するなどの準備をすることはなかなか難しいでしょう。

そこで役立つのが、サービス付き高齢者向け住宅です。

コスト面などでハードルが高い物件もありますが、今では値段・設備とかなり幅広く展開されています。

自立した生活を送ることができ、周囲との穏やかな関係性を構築しながら暮らせる、サ高住のような物件が増える未来に期待しましょう。

前編・後編にわけて、まこさんにインタビューした内容を紹介させていただきました。

引き続き、終の住処探しの旅をするまこさんを応援しています。

ありがとうございました。

■前回のインタビュー記事は下記からご覧ください。

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