2024年10月15日は公的年金の支給日です。
年金はいつもらえるのか・いくらもらえるのか、わからないところがある方も多いかと思います。
そこで今回は、シニア年金の仕組み・平均受給額・支給日をまとめました。
年金受給に向けて、知識を蓄えていきましょう。
年金支給のスケジュールは?
日本の公的年金は偶数月の15日に支給されます。2024年度の主な支給日は以下の通りです。
- 2024年4月15日
- 2024年6月14日(15日が土曜日のため)
- 2024年8月15日
- 2024年10月15日
- 2024年12月13日(15日が日曜日のため)
- 2025年2月14日(15日が土曜日のため)
各支給日には、前2ヶ月分の年金が一括で支払われます。
例えば、10月15日の支給では8月と9月分が支給される仕組みです。
支給日である15日が土日だと金曜日に、祝日だと直前の平日に振り込まれます。
年金受取方法は2通りある
年金の受け取り方法には主に以下の2つがあります。
②指定金融機関の口座への振込
一部の金融機関では、振込手数料の無料化・ポイント付与サービスなどの年金受給者向けの特典を提供しています。
これらの特典を考慮し、自身のライフスタイルに合わせて最適な受取方法を選択することが重要です。
日本の公的年金制度の仕組みとは?
日本の公的年金制度は、二階建て構造になっています。
対象:20歳から60歳未満の全ての人
■2階部分:厚生年金(国民年金に上乗せされる追加的な制度)
対象:会社員、公務員
国民年金と厚生年金どちらも受け取ることができる人の場合は、年金支給日に合計額が振り込まれます。
シニアの年金事情、平均受給額は?
厚生年金と国民年金の平均受給額をみてみましょう。
全体平均:約14万5000円/月
60代~70代前半:約14万円/月
85歳以上:約16万円/月
■国民年金の平均受給額(2023年度データ)
全体平均:約5万6500円/月
年金、注意点と今後の展望
年金にまつわる注意点と今後について、ポイントは以下です。
2. 「ねんきんネット」を利用して、個人の予想受給額を確認できる
3. 国民年金のみでの老後生活維持は困難な可能性が高いため、追加の資産形成が重要
4. 少子高齢化や経済状況の変化により、年金制度の持続可能性に関する議論が続いている
5. 政府による制度の見直しや改革の動向に注目が集まっている
現在ならびに今後の年金受給に関して、不安を感じている方がほとんどかと思います。
状況を随時チェックして、臨機応変に動いていけるよう準備していきましょう。
シニアの年金受給、仕組みを理解して準備しよう
シニア年金の仕組み・平均受給額・支給日を紹介しました。
公的年金制度は老後の重要な収入源ですが、個人の状況に応じた準備が不可欠です。
支給日や受給額を正確に把握し、必要に応じて追加の資産形成を検討していきましょう。
変化する社会情勢の中で安定した老後生活を送るためには、公的年金制度を理解した上で足りない部分を補完する個人の努力が重要です。
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