
年齢を重ねても、自分らしい暮らしをあきらめたくない——そんな願いに応える新たな住まいのスタイルが、東京に誕生しました。
2025年4月に完成した「フキネコテラス」は、建築家が手がけた空間設計と見守り支援サービスを組み合わせることで、高齢者をはじめとした単身生活者が安心して暮らせる“自立型シェアハウス”として注目を集めています。

高齢者の一人暮らしや住まいの不安を和らげる新たな選択肢として、政府が全国100カ所の高齢者向けシェアハウス整備を進める方針を発表しました。 介護や地域とのつながりも支えにしながら、安心して暮らせる「新しい住まいのかたち」に注目が集まっています。 この記事では、そんなシニア向け...
年齢に縛られない“自分らしい暮らし”をサポート
高齢化や単身世帯の増加に伴い、「ひとり暮らし」に不安を感じる方も少なくありません。
一方で、従来の施設型住宅のような集団生活ではなく、自分のペースで暮らしたいという声も多く聞かれます。
そんな背景の中、「フキネコテラス」は“見守られている安心感”と“自由な生活空間”の両立をテーマに設計されました。
建築家が設計した心地よい空間
「フキネコテラス」は、建築家・岡村泰之氏による設計。
個室に加え、共有スペースや緑豊かな中庭、ルーフバルコニーなど、多彩な居場所が用意されています。住まいのどこにいても、居心地よく過ごせるよう配慮された空間設計が魅力です。
室内は漆喰の天井や無垢材フローリングを採用し、化学物質に敏感な方にも配慮。落ち着きとやさしさに満ちた住空間が広がります。
“もしも”に備える見守りサービス「ひとり暮らし安心プラス」
このシェアハウスには、見守り支援サービス「ひとり暮らし安心プラス」が導入されています。
スマートフォンを使った定期的なSMSや電話による安否確認に加え、認知機能チェック、死後事務代行といったサポート体制も整備されています。
専用の機器設置が不要なため、入居者の負担も少なく、オーナー側にとっても孤独死リスクを抑える安心材料となっています。
高齢者に限らず、幅広い層が対象に
この住まいのもう一つの特徴は、「高齢者専用」ではないこと。
リモートワーカーやセミリタイア層、ミドル世代など、「自分のリズムで暮らしたい」と考えるすべての単身生活者が対象です。
世代を超えた入居者同士が、ゆるやかにつながりながら、それぞれのペースで生活できる——そんな新しいライフスタイルがここにあります。
自立型の新しい住まい方「フキネコテラス」
フキネコテラスは、高齢者が抱えがちな「ひとり暮らしの不安」を、現代的な住環境と見守りの仕組みでサポートする、自立型の新しい住まい方です。
“施設ではない、けれど安心できる”場所を探している方にとって、選択肢のひとつとして注目されています。
ご興味のある方は、まずは公式サイトから詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。
施設名:フキネコテラス
所在地:東京都世田谷区豪徳寺
アクセス:小田急線 豪徳寺駅 徒歩7分、東急世田谷線 山下駅 徒歩8分
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