コロナ禍の今、都会と田舎の2つの生活=デュアルライフ(二拠点生活)を楽しむ人たち、いわゆる「デュアラー」が増えていますが、そんなデュアラーたちの新たな情報源が誕生しました。(→「二地域居住」とは)
今月16日にオープンした情報サイト『田舎暮らしの本Web』です。
田舎暮らしの体験談なども掲載されており、見逃せません。
背景はコロナ禍で関心高まる地方移住
この『田舎暮らしの本Web』は、月刊誌「田舎暮らしの本」を発行する宝島社(東京・千代田区)が4月16日に開設した情報サイトです。
田舎暮らしのノウハウや移住・定住に関すること、物件の情報、DIYはじめ趣味の情報などを配信しています。
カテゴリーは大きく「移住・交流」「趣味・生活」「物件」「仕事」「まち自慢」「イベント」の6つに分けて掲載していくとのこと。
今回WEBメディアを立ち上げた背景について、月刊誌「田舎暮らしの本」編集長の柳 順一氏はこう話しています。
「長引くコロナ禍の間に、地方移住・田舎暮らしへの関心が高まり、自治体によるオンライン移住支援も一気に広がりました。
本サイトでは月刊誌と連携し、自治体の移住支援策、田舎の安い不動産、先輩移住者の体験談、趣味、料理レシピなど幅広い情報を発信していきます」
⇒ 2021年住みたい田舎ランキング発表!シニアは西条市、豊後高田市等がトップ
趣味のDIYや移住体験談など幅広く
本サイトに掲載されている興味深い記事3本をご紹介しましょう。
1.<趣味・生活>【予算200万円】DIY経験しかないスタッフが廃材で家を建ててみた
DIY歴8年という「微妙な」実績の人力社がお手伝いし、和田邸建てる「出張! 人力山荘」。
廃材利用で200万円で完成すると豪語する和田だが、どうなることやら。
2.<移住・交流>ローランドが伝授! 田舎の人付き合い&ビジネスのコツ
「現代ホスト界の帝王」と呼ばれ、その美しい姿と数々の名言で、私たちを魅了し続けるローランドさん。
現在は実業家としての顔を持ち、母方の実家は鳥取県で最近も訪れたばかりと、田舎暮らしと無縁でもなさそう。
2020年12月18日に自身が原案を手掛けた私小説漫画『ローランド・ゼロ』を出版したローランドさんに、人付き合いにまつわるあれこれを聞いてみました!
⇒ 【高齢者の関心呼ぶ二地域居住】谷口教授が提言「地場産品の購入など街を知ることから始めましょう」
3.<まち自慢>【移住者に聞いた】岡山県吉備中央町、チャンスに恵まれやりたいことができる街
晴れた人をご紹介します。あなたも岡山で暮らしてみませんか。
今回は、吉備中央町で地域おこし協力隊として活動し、卒業後もここで暮らし、仕事をすることを選んだ女性をご紹介しましょう。
本記事の出典:㈱宝島社プレスリリース
⇒ 東京と福岡でデュアルライフ。デュアラーから学ぶ「変化についていく大切さ」【二地域居住インタビュー】
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【編集部コメント】
コロナ禍でのテレワークの普及もあり、二地域を拠点に生活する「デュアラー」が増えています。
デュアラーや二地域居住について、今話題の『デュアラー』とは?『二地域居住』について詳しく解説!の記事でまとめています。
⇒マツコも羨むライフスタイル「デュアラー」(二拠点生活者)ってどんな暮らし?
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国が「二地域居住」の推進に本腰を入れて取り組みます。 国土交通省は19日、全国約600の地方自治体や関係事業者などと連携し、「全国二地域居住等促進協議会」を3月9日に設立すると発表しました。 二地域居住の普及に向けて「国民的運動を起こす」とまで記者発表で表明しています。(→「二地域居...
東京・山梨で二地域居住をしているパンダ夫婦さん。 おとなの住む旅では、二地域居住をしようと思ったきっかけから、デュアラーの魅力についてインタビューさせていただきました。 暮らし方のヒントや将来に備えて行っている工夫まで、参考になる情報盛りだくさんです。 デュアラーが気になる・二...