住まいに対する考え方がガラッと変わった昨今。これまで住まいの基準は定住でしたが、その時々の自分に合わせた場所で暮らす二地域居住やマルチハビテーション、都会からあえて外れたエリアで住む移住など、コロナ禍で住まい方の選択肢がググッと広がりました。
(→「マルチハビテーション」とは?)
こういった住まいの多様性を受け、各エリアでは二地域居住や移住に関わるさまざまなサービスやイベントが増えています。
九州、沖縄、山口の9県で二地域居住・移住をテーマにしたオンラインイベントを開催
来たる2021年2月27日(土)、長崎県を含む九州・沖縄・山口の9県で、移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT」を活用しオンライン移住イベント「HELLO NEW LIFE 〜こんにちは 新しい生活。9つの県を見にいこう」を開催します。(→「マッチング」とは)
本イベントでは、実際に都市部から9県へ移住をしてきた経験者等の話をライブ配信し、リアルな暮らしや働き方を紹介するとのこと。場所にこだわらず密から離れた暮らしを考える、”脱密”に関心のある都市部在住の方に向けて、二拠点居住や地域で起業など、移住検討者の興味の高そうなテーマを取り上げるそうです。
九州・沖縄・山口の9県への移住相談件数は平成28年から増加。コロナ禍で同エリアでの二地域居住や移住を考えた人はさらに増えたと考えられます。
同エリアへの関の有無に関わらず、テーマから新しい生き方のヒントや移住先がみつかるかもしれませんね。
■開催概要
開催日時:2021年2月27日(土)13:00〜18:00
参加費 :無料
公式サイト(視聴URL):https://hello-new-life-9.smout.jp
配信方法:SMOUT Facebook Live
主催:九州・山口合同移住相談会実行委員会(九州・沖縄・山口9県で構成)
2週間からOK!二地域居住・移住・トライアスステイが楽しめる新アパートメント
京都にある株式会社NAGI は「多様化するライフスタイルに対応できる運用スキーム、NEW STANDARD」を掲げ、2021年3月に「Nagi Serviced apartment & SOHO KYOTO NIJO」を開業します。
同物件は、京都駅や京都中心部まで地下鉄・JR・バスの3アクセスを利用できる利便性のよい二条駅最寄り口から徒歩4分。賑わいのある三条会商店街や商業施設・各種スーパーマーケット、救急病院やキャンパスなどがある住みたい街で注目されているエリアにあります。『満たす、紡ぐ、もてなす』をキーワードにした、これからの住まい方のロールモデルのようなサービスアパートメントです。
充実した二地域居住を叶える万全の体制
同物件のキーワード『満たす、紡ぐ、もてなす』は、二地域居住や移住がしやすい体制と、同ライフスタイルの醍醐味を味わる要素を詰め込んでいます。
【満たす】
トランク一つで新生活をはじめられる環境を用意。水道・ガス・電気やWIFIのインフラはもちろん、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・エアコン・空気清浄機等の家電に、ホテル仕様の家具から便利なBluetoothスピーカーや時計、キッチン備品や什器まで揃っています。
スマートフォンでドア施錠や各種家電を操作できるスマートリモコン導入などIot化をはじめ、24時間常駐のスタッフ対応に、オートロックエントランスも。安心して暮らせる環境です。
【紡ぐ】
居住者と居住者、居住者と地域をクロスオーバーした交流や体験をつくります。例えば、居住者間での物々交換ができるコミュニティや、居住者・居住者の友人知人・地域の方も参加できるフリーマーケット、生産者との繋がりやモノづくりがわかるワークショップ等、モノ・コト・ヒトとココロを紡ぐことを目指します。
【試みる】
配送物の受取や一時保管、タクシーやレストランの手配、週1回のハウスクリーニングに、いつでもゴミ等を廃棄できるなど、暮らしに「あったらいいな」を提供。3時間無料の自転車レンタル、ヘアアレンジが楽しい美容院仕様のヘアアイロンやパーティーのマストアイテムたこ焼き&ホットプレート等も用意。
自分で買うのはちょっと…でも使いたい「あったらいいな」アイテムがあります。サブスクリプションサービスを入居特典として、京都「 Goodman Roaster 」の焙煎コーヒー豆が毎月1回と、「KYOTO KEIZO BAKERY」のおすすめブレッドが毎週1回それぞれ届きます。ここにしかないもてなし、「あったらいいな」を試みます。
高齢者の二地域居住を叶える住まいは?
このように、二地域居住・移住、トライアルステイがしやすいようにイベントや新たな住まいが続々と生まれています。住まいに対する考え方の変化は、いまや全世代に起こっています。
(→「マルチハビテーション」とは?)
こういった新たな暮らし方は、心身ともに元気な高齢者・アクティブシニアにとっても珍しいものではありません。高齢者が安心して暮らせる住まい・サ高住で暮らす居住者の中には「いきなり移住をするのは難しいから、まずはトライアルステイとして住んでいる」という人もいます。今後、サ高住でのトライアルステイや二地域居住をする人はさらに増えてくると思われます。
(→「トライアルステイ」とは?)
ご興味がある方は、ぜひ二地域居住を検討してみてください。
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