
「日本で老後を過ごしたい」、4分の3の人たちが〝帰国〟を選択肢へ
そこで、⼀般社団法⼈ 地域創⽣グローバル⼈材⽀援協会(東京・新宿区)が米国在住の日本人を対象にアンケート調査を行ったところ、興味深い結果が明らかになりました。
米国在住のアクティブシニア(→「アクティブシニア」とは?)の皆さんは帰国して、何をやりたいと考えているのでしょうか?
アンケートの結果を見てまいります。
【調査名「米国在住日本人アクティブシニアに関するアンケート調査」2018年5月実施、回答559名、協力:米国日本語情報誌「ライトハウス」https://www.us-lighthouse.com/】
日本に住むなら、物価や住まいの安さなど〝住環境〟を重視
<主なポイント>

「米国在住日本人アクティブシニアに関するアンケート調査」

「米国在住日本人アクティブシニアに関するアンケート調査」
1位 住環境(物価や住まいの安さ)
2位 公共交通機関の便利さ
3位 病院・介護施設の充実やアクセスの良さ
1位 出身地や両親の近く
2位 柔軟に検討したい
3位 首都圏
4位 地方都市
最多は「日本で、これまでのキャリアを活かした仕事がしたい」

「米国在住日本人アクティブシニアに関するアンケート調査」
1位 これまでのキャリアを活かした仕事
2位 英語授業の教員や補助教員
3位 起業したい
〃 アウトドアやスポーツのインストラクター
❑回答者の属性は次の通りです。
・回答者の半数以上が世帯年収7万ドル(約800万円)以上
・資産総額 50万ドル以上が約45%、うち総資産額100万ドル以上が約2割
・回答者の半数以上(53%)が月額1,000ドル以上の年金受給者、30%は2,000ドル以上
日系シニアのセカンドライフを支援!
❑アンケートを実施した「⼀般社団法⼈ 地域創⽣グローバル⼈材⽀援協会(東京・新宿区)」とは
日系シニアの帰国定住を含めたセカンドライフを支援しつつ、彼らのグローバルな視点や豊富なビジネス経験を、日本の地方創生の担い手になるよう働きかけている団体です。
詳細はこちら➡ https://global-concierge.org/
「海外在住の日本人の帰国に関する生の声」➡ https://www.facebook.com/Global.Concierge.org/posts/125049135572240

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