
生きがいを感じているのは自営業者?!
セカンドライフとは「第二の人生」を意味し、定年退職後の人生のことを指すこともあります。〝シニアライフ〟とも呼ばれます。
このセカンドライフを考えるうえで興味深いのは、内閣府が公表した「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」です(回答は60歳以上の全国の男女・約2000名)。
まず、「あなたはどの程度生きがい(喜びや楽しみ)を感じていますか」と尋ねたところ、「感じている」が 79.2%、「感じていない」が20.3%でした。
これを性別にみると、男性より女性の方が生きがいを感じる傾向が強いようです。
また、子どもの有無別にみると、「十分感じている」は子どもがいる場合が39.8%と高くなっています。
現在の職業別では、「十分感じている」が自営業(47.4%)で高くなる傾向がみられました。
「いつまでも働きたい!」が最多
一方、「あなたは何歳ごろまで仕事をしたいですか」と尋ねた質問では、「働けるうちはいつまでも」が 29.5%で最も高く、次いで「70 歳ぐらいまで」が 23.6%となっています。
性別では、「働けるうちはいつまでも」(男性:26.0%,女性:32.6%)は男性より女性が高いという結果に。
現在の職業別にみると、「働けるうちはいつまでも」は農林漁業が 63.6%、自営業が 47.4% と高くなる傾向がみられました。