
2025年のGWは最大11連休ということで、明日から GWという人もいるのではないでしょうか。GWなどの大型連休は旅行や外出などしたくなりますが、シニア世代はどうなのでしょうか。
サントリーウエルネス(株)は、全国に住む40〜70代の男女1,000名に「ミドル・シニア世代の“お出かけ不安”に関する実態調査」を行いました。
ミドル・シニア世代に聞いた「2025年連休のお出かけの予定」
今年の連休にお出かけを予定しているか聞いたところ、「ある」と回答したのは1000人中約3割の289名、「ない」と回答した人は711名でした(2025年4月10日時点)。
お出かけ先について尋ねたところ、最多は「国内旅行」(218名)、次いで「近所で食事や買い物」(139名)、「海外旅行」(12名)となり、その他の回答にはゴルフ、近所の温泉、帰省、キャンプなどがあげられました。
ミドル・シニア世代がお出かけ時に気がかりな「脚」のこととは?
次に、お出かけをするにあたり気がかりなことについては質問しました。最多は「長時間元気に歩けるかどうか心配」(394名)、次いで「長距離を元気に歩けるかどうか心配」(352名)、「ひざが痛まないか心配」(266名)、「転倒しないか心配」(110名)という結果になりました。
その他の回答として、「タコやウオノメが気になる」(70歳・女性)、「人工関節の具合が心配」(60歳)と、具体的な脚の懸念事項の回答もありました。
ミドル・シニア世代が元気でいるためにしていること
次いで「いつまでも元気で外出できるように普段からしていること」を聞いたところ、ほぼ半数が「軽い運動(ストレッチ、スクワット、ウォーキング習慣)で身体が固まらないようにしておく」(488名)、「転ばないように気を付ける(慎重に歩く/靴や服装に気を付ける)」(446名)等の対策をしていることが分かりました。また、「食生活・栄養に気を付ける」(381名)と、食生活や栄養に関しても高い意識を持っている人が多いことも分かりました。
お出かけできるために意識して摂取している栄養素は?
最後に、元気でいるために具体的に意識している栄養素(サプリや食事で摂るもの)について聞いたところ、最多は「たんぱく質」(494名)、次いで「カルシウム」(337名)、「水分」(292名)、「ビタミンD」(156名)、「グルコサミン」(148名)、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」(116名)、「コンドロイチン」(115名)、「EPA(エイコサペンタエン酸)」(107名)という結果になりました。一方で、高い抗酸化作用を持つ「ケルセチン」(18名)、「アンセリン」(15名)を意識している人はまだまだ少ないようです。
以上、40〜70代の男女1,000名に「ミドル・シニア世代の“お出かけ不安”に関する実態調査」でした。お出かけするには日頃からの健康づくりが不可欠。食事や運動でお出かけにも臆さない体づくりをしてみてくださいね。
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