いよいよ目前となった2022年ゴールデンウィーク。今年は4/29(金)〜5/5(木)ですが、有給を使えば最大10連休。コロナ禍ではありますが落ち着いてきたこともあり、外出する人は大幅な増加が予想されます。現に、JTBによると、2022年国内旅行者数は1,600万人と予想され、前年のゴールデンウイークに対して約7割増加する見込みとのこと。実際に国内旅行など住んでいるエリア外に遠出に外出する人はどれくらいいるのでしょうか。
今年はどうなる?2022年ゴールデンウィーク事情
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「ゴールデンウィークに関するアンケート」を実施。今年のゴールデンウィーク事情をご紹介します。
「ゴールデンウィークに関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年4月14日~4月15日
集計対象人数:1,400名(「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある」700名、「現在、就業していない」700名)
調査対象者:事前調査で「現在、就業していてゴールデンウィークに3日以上休みがある」、もしくは「現在、就業していない」と回答した男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合あり。
昨年と比べてどう変わった?ゴールデンウィークの外出について
2021年のゴールデンウィークに外出した人は全体の約3割未満、2022年に外出する人は4割超えという結果になりました。コロナ禍ではありますが、落ち着いてきたこともあり、外出をしようと考える人が増えてきたことがわかります。
外出先はどこ?住んでいるエリア外へ行く人はどのくらい?
では、外出先はどこになるのでしょうか。結果は下記の通りです。
昨年は住んでいるエリアに外出した人が7割超えでしたが、今年は7割未満。その代わり、住んでいるエリア外へ外出する人が昨年と比べると約5%増えました。
シニアの2022年ゴールデンウィークの具体的内容
それではシニアは2022年ゴールデンウィークにどのような予定を組んでいるのでしょうか。60代以降の声は下記のとおりです。
・妻と2人で山中湖近くのホテルで一泊し芝桜などの観光を楽しむ予定。(60代・男性)
・近場の山に登る。買い物に行く。映画を観る。(60代・男性)
・県内の他市に住んでいる孫に会いに行きます。ドライブを兼ねて日帰りの温泉施設&ランチを予定しております。(70代・男性)
・久しぶりに大阪の友人と会う予定。(70代・男性)
・京都市から昨年10月に福岡県糸島市に移住しましたので連休中に行われる「どんたく祭り」は必ず行きます。その他のイベントもこれから探します。(70代・男性)
・温泉旅行に行く予定ですが、感染状態によっては変更します。(70代・女性)
・伊勢神宮参拝と手捏ね寿司食べに行ってきます。(80代・男性)
・ストレス発散の為に帰省、観光地えのドライブを楽しむ。(60代・男性)
意外にもゴールデンウィークを楽しもうと意欲的なシニアが多いことが見受けられます。それに対して、外出しないシニアにも聞いてみたところ、下記の声が寄せられました。
・ガソリン代も高く渋滞に巻き込まれるのも嫌だから。(60代・男性)
・ゴールデンウイークは人出が多く、コロナへの感染の可能性も大きくなるので。(70代・男性)
近場で楽しみたいシニアにはステイケーションがおすすめ
遠出に消極的なシニアの懸念するのは交通代や感染率のようです。もしこれがクリアできれば遠出したいシニアは多いでしょう。安心で交通費も抑えながら楽しみたいシニアにはステイケーションがおすすめです。ステイケーションは自宅から近いエリアで非日常を楽しむスタイル。交通機関を使う時間が省かれるので体力的にも無理なく行けるのが魅力です。
遠方は抵抗があるけど楽しみたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
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