今年は猛暑が続いたため紅葉は例年より遅いようですが、そろそろ楽しめる時期に突入しました。11月は文化の日を含めた3連休や勤労感謝の日があり、またコロナ禍も収まったことも相まって、紅葉スポットに行くシニアも多いことでしょう。
女性誌「ハルメク」をグループで発行する(株)ハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」は、50歳以上の女性(事前調査513名、本調査506名)へのアンケートによる「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」で「おすすめしたい紅葉スポット」を公開しました。どの紅葉スポットに行こうか悩んでいるシニアはぜひ参考にしてみてください。
紅葉スポットに迷うシニアにおすすめ!50歳以上の女性に聞いた「おすすめ紅葉スポット」
ベスト3はこのような結果になりました。今回の調査は1名あたり3つまで自由記述で聴取し、回答が多かった紅葉スポットを20個選抜。20の紅葉スポットについてそれぞれ7段階評価を行いました。上位3つそれぞれについて見ていきましょう。
おすすめ紅葉スポット1位 奥入瀬渓流・十和田湖(青森県・秋田県)
最も多かったのは「湖・池・海など水面と紅葉のコントラストが良い」(61.3%)で、20スポットの中で最も高い結果となりました。2位は「歩きながら楽しめる」、3位は「湖や池など水面に映った紅葉を楽しめる」が入りました。美しい紅葉を楽しみながらの渓流沿いの散策は疲れを癒してくれることでしょう。
66歳のシニア女性は、おすすめの理由に「木漏れ日が、紅葉した木々の間やいくつもの小さな美しい滝のある清流に差し込んで、さらなる色彩のコントラストに行ったことがなくても感動してしまいます」とコメントを寄せました。
おすすめ紅葉スポット2位 立山・黒部(富山県・長野県)
おすすめの理由1位は「山一面が色づくなど紅葉が広範囲にわたる」(55.2%)でした。2位は「湖・池・海など水面と紅葉のコントラストが良い」、3位は「電車、ロープウェー、リフト、船などの乗り物の中から楽しめる」。乗り物で移動しながら山岳風景を鑑賞できるのが立山・黒部の醍醐味。大自然に囲まれた中で見る紅葉は格別の美しさでしょう。
61歳のシニア女性は、おすすめの理由に「北アルプスが刻み込んだ日本一深いV字峡。黒部渓谷鉄道沿線で鉄道に乗りながら楽しむ山肌の紅葉は見事です」とコメントを寄せました。
おすすめ紅葉スポット3位 清水寺・永観堂・南禅寺など洛東エリア(京都府)
ダントツの1位は「神社仏閣など建物と紅葉のコントラストが良い」(73.1%)。歴史漂う京都ならではの紅葉鑑賞といえます。2位は「歩きながら楽しめる」、3位には「建物と紅葉、庭など、きれいに整えられた風景を楽しめる」が入りました。
なお、ランキング4位の「東福寺など洛南エリア(京都府)」、6位「嵐山など洛西エリア(京都府)」、10位「鎌倉(神奈川県)」もおすすめの理由上位3位は同様でした。
65歳のシニア女性は、おすすめの理由に「どこに行っても手入れがよく行き届いていて、どうやったら紅葉と寺院をキレイに見せられるか考えているのがわかる」とコメントを寄せました。
おすすめ紅葉スポットベスト20はこちら
行きたい紅葉スポットは見つかりましたか? 寒さが本格化する前に、ぜひ家族や友人と行ってみてはいかがでしょうか。
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