1950年から半世紀以上の歴史を刻む日本有数のフォトコンテスト「富士フイルムフォトコンテスト」。2022年の作品募集を9月1日にスタートすることが先週発表されました(締切りは10月20日)。
シニア世代の趣味としてかねて人気の高い「カメラ」。
日ごろの自信作を発表する絶好の機会だけに、今年は応募してみてはいかがですか。
9月1日から10月20日まで募集
富士フイルム㈱が主催する本コンテストは、一般企画の「自由写真部門」と「ネイチャーフォト部門」、昨年新設された特別企画の「組写真部門」と「アンダー39部門」の計4つの部門で作品を募集します。
そして、自由写真部門とネイチャーフォト部門の2部門の中から1作品を『フジコン大賞』として選出し、受賞者には賞金100万円を授与。
入賞した作品は、高品質の銀写真プリントにて富士フイルムフォトサロン(全国4か所)で展示するほか、作品集に掲載される予定です。
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4部門の多彩なジャンルで作品募る
1.自由写真部門
対象は、ポートレート・スナップやスポーツ、伝統文化・郷土芸能など自由に思い思いの瞬間を撮った作品。
<審査員:水谷 章人氏>
2.ネイチャーフォト部門
対象は、自然風景・動植物・昆虫・水中写真や人と自然との共生、里山の風景写真など。
<審査員:海野 和男氏>
3.組写真部門
4枚1組とし、テーマは自由。身の回りの日常風景や、子ども・ペットの成長記録など自由にテーマを設定できる。
4枚1組ならではのストーリー写真で応募してほしいとのこと。
前回は、カラー写真に加えモノクロ写真も多く見られたほか、自然風景を抽象的に表現するといった多様な作品が目立った。
自由な視点や感性を活かし、作品を組み立てたいところ。
<審査員:元田 敬三氏>
4.アンダー39部門
39歳以下の応募者を対象とし、テーマは自由。
前回は、他の3部門にはあまり見られないスマホやトイカメラで撮影した写真など、若い応募者ならではの作品が際立っていた。
フレッシュな感性を活かして撮影したいところ。
<審査員:辻 佐織氏>
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審査員は水谷章人氏ら4名
【第61回富士フイルムフォトコンテスト 概要】
➊募集期間:2022年9月1日(木)~10月20日(木)
➋審査員 プロフィール(敬称略・順不同)
⑴水谷 章人
長野県生まれ。1965 年、フリーランスとして活動。山岳写真、スキー、スポーツ全般の撮影のほか、幅広い分野で活躍。現在、若手スポーツ写真家の育成を目的とした「水谷塾」の塾長。2007 年日本写真協会作家賞などを受賞。
⑵海野 和男
東京生まれ。昆虫や自然界のさまざまな出来事を撮り続ける。1999年よりデジタルカメラでの撮影を開始。著書は150冊以上。写真集「昆虫の擬態」で1994年日本写真協会賞を受賞。現在、日本自然科学写真協会会長。
⑶元田 敬三
大阪生まれ。大学卒業後に写真家を志し、ビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。在学中に大阪のスナップショット作品で第 33 回準太陽賞受賞。2016年、東京都写真美術館の新進作家展の作品など国内外で高い評価を受ける。
⑷辻 佐織
北海道出身。東京をベースにグラフィック広告、CM、エディトリアルなどの撮影で活躍。海外撮影も多く、訪れた国は36 か国。2019 年札幌円山に開業したCafe/Factory&Laboratoryでは、ビジュアル撮影、店舗内装などに携わる。
この記事と画像の出典:富士フイルム㈱ 公式サイト
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