全国のネコ愛好家から支持を集めるツイッター「#てらねこ、那須の長楽寺(ちょうらくじ)」は、寺の住職が6匹の猫に囲まれる朝食の風景が一番の名物。「猫全部盛り」「猫ましまし」等の言葉を添えた投稿が話題となり、フォロワー数が25万人を超えるスーパー人気住職ですが、そんな日常を綴った初めての書籍が来月発刊されます。
そのTwitterで先週、本の予約開始を伝えたところ、アマゾンの猫の本ジャンルで早くも1位に躍り出ました。
どんな魅力があるのでしょうか。
新刊『6匹の猫と住職』4月リリース
建立400年という那須の古寺で、「あるがままに暮らしているだけ」の住職と猫の姿がいま、多くの人たちを惹きつけています。
そんな住職の飾らない言葉とは―。
『20歳で住職を引き継ぎ、妻と娘、猫6匹と那須の片田舎の寺で平々凡々に暮らしています。ところが、いま私が朝食をとる様子を25万人もの方々がツイッターで見ておられるとか。でも、私の毎日は何も変わっていません。本のなかではそのありのままの暮らしをお話しします』
この新刊本は4月18日、主婦の友社から刊行される『6匹の猫と住職 あるがままに暮らす那須の長楽寺』です。
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長楽寺ファミリー勢ぞろい!
本書には住職をはじめ、おかみ(住職夫人)とおねえちゃん(長女)、猫のミー子やひーちゃん、まー君、シロ君、こーちゃん、たーくんといった長楽寺ファミリーの詳しいプロフィール、SNSには載っていないエピソードや写真を掲載しています。
住職「生きていく意味、考えない」
長楽寺といえば、朝勤行のあとの「猫全のせ」の朝ごはん風景が有名ですが、それ以外にも人間と猫たちの毎日が、あるがままに淡々と語られています。
「自分は悟りも開いていないし、偉くもない。他の人よりちょっとだけ仏に近いだけ」という住職。
「生きるのに意味は探さなくても」「人生はなりゆきまかせ」「ちゃんとしなくてもいいんじゃない」などという語りは、読む人の心に染み入ります。
なぜ長楽寺はSNSを始めることになったのか、その意外な理由や、寺を訪れる人の打ち明け話に耳を傾けることへの思いはおかみの言葉で語られています。
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猫6匹「蔵出し写真館」も
SNSには出ていない子猫の頃の写真や、多くのいいねを獲得した写真などを「蔵出し写真館」として紹介しています。
また、ミー子のガイドでめぐる長楽寺ツアーの企画も。
長楽寺ファンも、まだ長楽寺を知らない人も、なぜか心が休まる一冊です。
【著者・那須の長楽寺 略歴】
宗教法人長楽寺。真言宗智山派。
2015年からTwitterを始める。目的は墓地の販売だったが、猫と朝食をとる住職の姿が#猫全部盛り、#猫ましましと配信されるや大人気となる。
Website:https://www.teraneko.jp
Twitter:@nasu_chourakuji
YouTube:那須の長楽寺
【書籍の概要】
書名:『6匹の猫と住職 あるがままに暮らす那須の長楽寺』
著者:那須の長楽寺
定価:1320円(税込)
発行:主婦の友社
発売:2022年4月18日(月)
この記事と画像の出典:主婦の友社 公式サイト
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