「自立型」のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などのご入居者にアンケートを行い、667名にご回答いただきました(㈱イチイ調べ)。
連載の3回目は「毎月の住居費」についてです。
自立型サ高住の毎月の支払い額は平均約19万円
毎月支払う家賃の額は、平均すると148,722円。
家賃の他に共益費と生活支援サービス費が掛かるため、これらを合計した毎月の支払い額は、平均191,479円でした<棒グラフ参照>。
平均家賃との差額は42,757円ですので、これが「共益費+生活支援サービス費」の平均額となります。
要介護者向けは食事の提供が一般的
また、国が行った全国調査※も合わせて紹介したいと思います。
まずはサ高住(注:供給の多い要介護者向けを含む)で提供される〝サービスの内容とその導入比率〟についてです。
「安否確認と生活相談」が100%、「食事の提供」96%、「健康の維持増進」59%、「調理等の家事」50%、「入浴等の介護」46%という結果でした。
※「
スタッフの24時間常駐は74%
次は、同調査(要介護者向けを含む)で分かった〝サービスの質〟についてです。
安否確認と生活相談のサービス提供時間は24時間ですが、スタッフが24時間常駐している事業者は74%。夜間は緊急通報サービスで対応している事業者が残りの26%でした。