不朽の名作「ベルサイユのばら」が誕生して50周年を迎えた2022年。“ベルばら”の全てを展示する総合展覧会が9月17日から11月20日までの2ヵ月間、東京・六本木で開催されます。
シニア世代の憧れだったヒロイン・ヒーローが懐かしい50年前の原画のまま帰ってくるとあって、今秋の大いに気になるイベントとなりそうです。
六本木で「ベルサイユのばら展」
今回の展覧会は「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」で、六本木ヒルズ森タワーの展望台・東京シティビューと産経新聞社が主催します。
その一番の見どころは50年前の漫画の原画やイラストとともに、宝塚歌劇やTVアニメといった多岐にわたる「ベルばらワールド」が展開することです。
会場では次の5つの構成により展示されます。
連載当時の原画180点を展示
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1.展覧会の見どころ
【序章】「ベルサイユのばら」誕生
池田理代子氏は20歳で漫画家としてデビューした後、当時は異例とされた歴史を題材とし、マリー・アントワネットの生涯を描きました。
「絶対にヒットさせる」と、このチャンスにかけた池田さんの情熱に迫ります。
【第1章】「ベルサイユのばら」
カラーイラストや当時としては珍しい2色・4色の貴重な原画など、連載当時の原画約180点を物語に沿って展示します。
また、本編では描かれなかった秘話や真実を明らかにし、40年ぶりの新刊『ベルサイユのばら エピソード編』の原画も公開。
より深く“ベルばらの世界”が体感できます。
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宝塚の舞台衣装やアニメも必見
【第2章】宝塚歌劇「ベルサイユのばら」
宝塚歌劇版「ベルサイユのばら」は1974年8月、宝塚大劇場(兵庫県)で初めて上演され、空前の「ベルばらブーム」を巻き起こしました。
ここでは、オスカルとアンドレが愛を誓いあう名場面「今宵一夜」の舞台となる「オスカルの部屋」も展示されます。
【第3章】TVアニメ「ベルサイユのばら」
連載が終了しても人気が続くなか、「ベルばら」は1979年にアニメ化され、監督として「巨人の星」を手掛けた長浜忠夫氏と「あしたのジョー」の出﨑統氏が制作を統括しました。
ここでは貴重なセル画を展示するほか、長浜監督と出﨑監督それぞれの演出の特徴などを解説します。
【第4章】「ベルサイユのばら」は永遠に
連載開始から半世紀の間、絶えず話題を提供してきた「ベルばら」。2005年に朝日新聞で連載された池田理代子氏のコメディタッチの4コマ漫画『ベルばらKids』、海外で翻訳・出版された書籍など、この50年間のさまざまなモノやコトを展示します。
2.開催概要
⑴名称:誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー
⑵会期:2022年9月17日(土)~11月20日(日)
⑶会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
⑷主催:東京シティビュー、産経新聞社
⑸後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、J-WAVE
この記事と画像の出典:森ビル㈱ 公式サイト
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