「海外駐在を経たからこそ、日本のサ高住に興味がわいた」その理由とは?

初めてのアメリカ駐在を経験した、小林さん。

海外生活の魅力を満喫すると同時に、サ高住に興味を抱き「老後は日本がいいな」と感じたそうです。

この記事では、小林さんの体験談をもとに、海外生活のメリット・デメリット、老後は日本が良いと思った理由について紹介します。

海外移住を検討している人や、老後の住まいについて悩んでいる人にとって、きっと参考になるはずです。

■プロフィール
名前:小林健一さん(仮名)
年齢:50代(男性)
仕事:SE
家族構成:妻、娘
経緯:初の海外駐在となり、家族とともにアメリカ・カリフォルニアへ。

人生観を変えるほどの壮大な景色に感動

━━━海外駐在で感じた魅力とはなんでしょうか?
小林さん:日本とのスケールの違いに圧倒されました。

空の色は違うし、星だって綺麗だし。同じ空なのに広く感じる。

国立公園にしても、日本の公園からは想像がつかないほどに大きくて。

週末旅行でアリゾナに行った時は、真っ赤で綺麗な夕焼けに魅了されました。価値観が変わる瞬間でしたね。

日本では見れないいろんな景色は見れたし、人生観が変わる。

物事の考え方が大きく変化して、これは日本にいたら体感できなかったことです。

海外生活で苦労したのは「医療と車」

━━━カリフォルニアでの駐在生活中、苦労したこととはなんでしょうか?
小林さん:苦労といいますか驚いたのは、医療面と車の保険代です。

駐在だったのでレンタカーを月単位で借りたのですが、とにかくこのレンタカー代が一番かかりました。

なかでも、保険がとにかく高くて。

レンタカーにかけた費用で、100万円は軽く超えてしまいました。とはいえこんな長期でレンタカーを借りる人なんて、そもそもいないでしょうけど。

━━━医療面について、アメリカでの様子を教えていただけますか?
小林さん:医療保険の加入申請は、自分と家族の分含め、すべて職場がやってくれました。

職場が代行してくれるとはいえ、用意する書類・書く書類が多くて多くて。

これを全部自力でやるってなったら無理、大変過ぎます。

特に初めての申請で、英語にも不慣れだったらかなり難しいんじゃないかと。

あとは、言語の壁・海外の病院に不慣れなため、通院のハードルが高かったことです。

妻がストレスからか頭痛に悩まされていたのですが、日本から持参した市販薬を服用してしのんでいました。

ドラックストアに行けばたくさんの薬が売っていて、かなり強めに効果が出るものもあって。

そのため、辛くても動けるうちは、なかなか病院へ行こうとはなりません。

ただ、手術・入院がともなう緊急事態を考えると、日本にいては到底感じないような大きな不安があります。

海外生活を経て改めて感じる、日本の良さ

━━━将来、アメリカで暮らしたいと思いますか?
小林さん:あくまで駐在がベストで、日本をベースに暮らしたいなって思います。

親の介護などを考えると、側にいてあげたいって気持ちも強くて。

あとは、食事面でも日本の方が好みです。

自然とヘルシーなものをとりやすいですし、どれも美味しいと感じます。

海外駐在生活があったからこそ「サ高住」に魅力を感じるように

━━━介護を考えると伺いましたが、サ高住に興味はありますか?
小林さん:はい、興味があります。

カリフォルニアで駐在生活をしたからこそ、サ高住について考えるようになりました。

駐在していたエリアは、自然豊かでのびのびとした環境で、とても心地よくて。

高齢者の住みたい街としても、人気を誇る場所だったんです。

こんなところで老後を過ごせたらなんて思いましたが、医療面での心配があります。

老人ホームも考えましたが、屋上庭園がついた綺麗で設備が整ったサ高住がいいなって。

あと、サ高住の食事はどこも美味しそうで、これなら親も満足してくれるかななんて思ったんです。

費用と相談にはなるでしょうけど、サ高住を検討しています。

医療面や生活面を考慮すると、老後は日本・サ高住に興味がわく

小林さんの話から、海外駐在生活中で感じた現地の良さ・改めて感じる日本の魅力を感じました。

海外で生活するとなると、医療や車など、保険代含め各種費用がかさみます。

働いて稼いでいるうちはいいですが、病気をして収入が途絶えたり、歳をとって仕事を退職したり…と考えると、日本の方が安心して暮らせるのではないかという思いがあるようです。

日本にいれば、親に何かあってもすぐ駆け付けることもできます。

カリフォルニアの景色に圧倒され、心地よい住まい環境の大切さを感じた小林さん。

自然や食事などの生活面を考慮して、サ高住を検討し始めたそう。

株式会社イチイでは、環境や予算にあわせておすすめのサ高住を紹介しています。

どのような物件があるのか、動画でわかりやすく紹介しているので、ぜひ一度ご覧ください。

サ高住の様子が動画で見れる!YouTubeチャンネル



関連記事

  1. 【料理の鉄人がYouTube開設】道場六三郎さん『91歳のユーチューバー後世に伝えたい!家庭料理と人生のコツ』

  2. 【シニアが暮らす実家が心配】子世代を悩ます「物が多い実家の片付け」

  3. 国がシニアへ呼びかける「ずっと健康に暮すため,自宅を改修しませんか?」

  4. 【二地域居住したい人に朗報】他拠点の下見になるワーケーションプランが続々誕生!

  5. +Life編集部、都内の介護現場を歩く Vol.1

  6. 終の住処の決め手は健康保険?帰国後の「サ高住」入居の可能性とは|インタビュー後編

二地域居住するデュアラー
  1. 【鎌倉旅におすすめ】家族で楽しむ鎌倉ホテルステイ…

  2. 【1位は納得のあれ】50歳以上のシニア女性に聞いた「…

  3. 【亡くなる前日まで投稿】シニアインフルエンサー大…

  4. 【介護の川柳コンテスト】11月11日は介護の日!最優…

  5. 【熟年夫婦は仲良し?】シニアに聞いた「夫婦仲の実…

  6. ベトナム移住、生活費のリアル。日本より安い1か月の…

  7. 【シニア女性436名に聞いた】スマホ等のデジタルデバ…

  8. 【長生きしたと思ったことないのに108歳】箱石シツイ…

  9. 年収の壁「178万円引き上げ」をわかりやすく解説。家…

  10. 【55歳以上の再就職を支援】服装自由、書類選考なし…

  1. 【高齢者のGoTo利用自粛】コロナ禍のお家の中(自宅…

  2. 【ダイジェスト 高齢期の住替えを考える】終の棲家に…

  3. 【ダイジェストVol.2】シニアに人気の趣味・登山編 …

  4. 【読書の秋におすすめ】高齢者(シニア)に読んで欲…

  5. 【高齢者の元気印】シニア同世代から元気をもらおう…

  6. 高齢者(シニア)におすすめオンラインサービスまとめ

  7. 【高齢者のペット事情まとめ】外出自粛中にペットを…

  8. 【シニアのペット共生】神奈川県にあるペット共生・…

  9. シニア対象”二地域居住の体験モニター募集&#82…

  10. 終活や脳トレに効果のあるシニアにおすすめ無料アプ…

【おとなの住む旅】二地域居住を実践する体験者の声

サ高住『グランドマスト江古田の杜』

私たちと一緒に働きませんか【住まいアドバイザー】

【50代のアクティブシニア歓迎】高齢者の住まい探しをサポートするアドバイザー募集!

Podcast(ポッドキャスト)記事を音声で聞く

おとなの住む旅 運営会社