いま『自分史』が静かなブームを呼んでいます。(→「自分史」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
業績を上げた人の「自叙伝」とはちょっと違い、私たちのような一般の人が、ごく普通の自分の人生を振り返って書くのが自分史。
家族や取引先など身近な人だけにプレゼントして、読んでもらうことが一般的です。
「『自分史』を書きませんか? これからの人生をイキイキ過ごせます!Vol.1」、「『自分史』を書きませんか?これからの人生をイキイキ過ごせます!Vol.2」に引き続き、自分史作成の手引きをご紹介します。
「自分史」とは 一般の人が自分のこれまでの人生をつづり、本や写真集等としてまとめたものです。 著名人等の自伝・自叙伝に対し、庶民の個人史という意味合いがあります。 近年、この自分史を書く中高年の人たちが増えてきました。 そのため、原稿の書き方を教えるガイド本やカルチャー講座等が人気を...
3.自分史のまとめ方・書き方
自分史といえども第三者にお読みいただく本ですので、本としての体裁を整えておかなければ、読む人にとって読みづらい分かりづらい文章になってしまいます。そこで、自分史の簡単なまとめ方・書き方をご紹介します。
3-①.自分史の書き方1
自分史の書き方には二つの方法があります。
【年表方式】・・・生まれてから現在までを時系列で書く
【物語方式】・・・自分の経験を素材とし、ひとつのテーマに沿って物語を記載する
年表方式が自分史を書く場合の標準にはなりますが、自分史の第二弾・第三弾をお書きになる方は、『海外赴任時代』に特化したり、『会社開設から現在まで』の紆余曲折に特化したりの物語形式で書く場合もあります。
表の順番で骨組みを立てて、内容を充実させます。
※注意点としては、幼少期があまり思い出せずに止まってしまい、先に進めなくなるケースがあります。その場合は、時間がかかりそうなところは後回しにします。
3-②.自分史の書き方2
上記添付には、第一章から第六章、そして各章には第一節から第四節を表記しています。各章全てにおいて第一節から第六節までを必要とするわけではありません。その章によっては、第一節で終わる場合もありますが、第二節・第三節・第四節と必要とする場合もあります。
章は、第一章・第二章・第三章・第四章以上、第六章まで
節は、第一節以上、第四節まで
章の表題(タイトル)と節の表題(タイトル)を決定していきます。
例では第一章の表題は、『幼少期』です。最初の章は、自分の出生などについて記載します。章の表題は、最初に付けても良いですが、書きたい節の表題を最初に決めて、後からその節をまとめることにより章の表題を決める方法もあります。章を先に決めても節を先に決めても構いません。
第一章『幼少期』では、第一節から第三節までの三節に分かれています。第一節は、自分の生まれた場所や周りの環境、時代背景などを記載し、『出生地の歴史』と表題を付けました。他に『自分の生まれは東京都新宿区』でも『長崎で生まれた私』でも表題は良いと思います。
第二節は、自分が生まれた前後での家族構成や家族の職業や先祖の功績などがあれば記載し、『家族構成』と表題を付けました。他に、『華やかな七五三』や『父の威厳』でも良いと思います。
第三節は、自分の幼少期において楽しかったこと嬉しかったこと面白かったことなどを友達と共に、または兄弟姉妹と共に、家族と共に、先生と共に想い出を記載し、『わんぱく盛り』と表題を付けました。他に『兄の恩』や『〇〇先生ありがとう』でも良いと思います。
書くことはあるが、節として文字数が足りないと思う場合は、無理をして第四節や第三節を書く必要はありません。文字数的にも文章の内容にしても余裕のある場合にのみ節は増やしていってください。ただし、第一節から第四節までの範囲となります。
上記で説明した記載例を踏まえて、実際に自分史の構成を行いましょう。最初に章の表題から決めていくか、節の表題から決めていくかを決定し、各章及び各節の表題を記載します。
表題は、後日変更することもできますので、まず何を書いていくかの目安となる表題を決めます。
いかがでしたでしょうか。
次回、「『自分史』を書きませんか? これからの人生をイキイキ過ごせます!Vol.4」へと続きます。
いま『自分史』が静かなブームを呼んでいます。(→「自分史」とは?|おとなの住む旅 用語解説) 業績を上げた人の「自叙伝」とはちょっと違い、私たちのような一般の人が、ごく普通の自分の人生を振り返って書くのが自分史。 家族や取引先など身近な人だけにプレゼントして、読んでもらうことが一般的です。 ...
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