
岩瀬駅方面から望む筑波山(北側より)
シニア世代に人気のスポーツといえば、「登山・ハイキング」が今や定番です。
〝普段行っているスポーツ〟のランキングによると、60~74歳ではなんと第2位、75歳以上でも第3位につけています。
(出典は総務省。なお、第1位はウォーキング)
さて、登山家・滝澤 圭一郎が綴る「シリーズ 山と共に」。
今号は、都道府県をまたぐ移動が解禁され、コロナ自粛明けの登山再開で訪れた名峰「筑波山」へ、ご一緒に旅してみませんか。
【シリーズ 山と共に】<第13章> 広大な関東平野が一望できる!登山家たちに愛される名峰「筑波山」
写真・文/登山家 滝澤 圭一郎
1975年、長野県上田市に生まれる。毎月、全国の山々に挑んでいる。月に100キロ以上走り込み、トレーニングを欠かさない。マラソンランナーでもある。㈱イチイ 秋葉原店・巣鴨店店長としても多忙な日々を送る。
山頂で思わず叫んだ「関東平野って、こんなに広いの!」

筑波山頂(女体山)から望む関東平野と男体山
登山家たちみんなに愛されている山「筑波山」(茨城県つくば市)。
標高は877メートルとそんなに高くないものの、頂上からの眺めは最高です。
関東平野の広さがよくわかる眺望で、「関東平野って、こんなにも広いのか!」と思わず叫んでしまいます。
澄んでいると、スカイツリーも目視できますよ。

筑波山山頂からのパノラマ写真より「霞ヶ浦方面」

筑波山山頂からのパノラマ写真より「筑波研究学園都市方面」

筑波山山頂からのパノラマ写真より「男体山山頂」
都心からも、電車とバスを乗り継げば2時間ほどで登山道へ。
登山道までのアプローチも簡単で、そこも好かれる理由の一つです。
標高877mでも最高の眺め!自粛明けの初登山に打ってつけ

筑波山山頂に建つ石碑
ロープウェイとケーブルカーがありますので、疲れたときは下山に利用してもいいかもしれません。
麓にある筑波山神社とセットで行かれることをお勧めします。
コロナの外出自粛でなまった身体の再スタートを切るには、ちょうど良い山でしょう。
<つづく>