高齢者向けの住宅や施設で人気のレクリエーションといえば、「音楽体操」がその一つ。
文字通り、歌と音楽のリズムに合わせて行う体操です。
歌に合わせて手や指を動かすと、大脳が刺激されて記憶力が高まり、認知症予防につながると言われています。
そこで、新型コロナ感染予防のため外出を控えている今、お家の中で動画サイトを見ながら、ゆっくりと自分のペースで、“自宅レッスン”をしてみてはいかがですか。
今回は当サイトが高齢者向け住宅などにヒアリングし、高齢者におすすめの音楽体操(動画サイト)を独断で3作品ピックアップしてみました。
<1>座ったままでできる歌体操「春が来た」〈動画サイト「ふくくる」〉
座ったままでできる、歌に合わせて行う高齢者向けの介護体操です。
今回は名曲「春が来た」で身体を動かしてみませんか。
きっとご自宅での介護の予防に役立つと思います。
歌詞と動作が似ているので、脳トレにも効果がありそうですね。
<2>脳トレ歌体操ならコレ!作業療法士が教える「あんたがたどこさ」
作業療法士の舩原幸枝先生による高齢者向け脳トレ歌体操「あんたがたどこさ」の動画です。
あんたがたどこさに合わせて手足を動かしていきます。
動画では簡単な動きからちょっと難しい動きまで紹介しているため、高齢の方に合わせた歌体操ができるでしょう。
体操の効果としては脳・全身の血流改善、体力アップ、手足の運動、便秘解消などがあるとのこと。ぜひ生活の中に取り入れていきたいですね。
なお、舩原幸枝さんは病院で作業療法士として働く一方で、音楽活動を精力的に行っています。現在「FAM」というユニットを組んで活躍中です。
<3>【認知症予防の音楽体操】歌を歌って脳トレしてみよう!
「歌を歌う+歌詞を考える+手拍子」の3つで、脳が活性化するとレクチャーしています。
転倒の予防にも効果があるとのこと。いろいろな歌で試してみると良さそうですね。
そこで、さっそく歌詞カードを見ながらやってみました!
歌詞がわかると手を叩ける回数が増えますので、上手くなったようで嬉しくなりました。