「夫婦ふたりの老後」を迎える「おふたりさま」ならではの悩みに、終活の専門家がこたえる一冊が話題を呼んでいます。
「子どもに頼りたくない人」や「おひとりさま」も必見な新刊本『「おふたりさまの老後」は準備が10割』についてご紹介します。
シニア世代だけに関わらず、誰でも健康的に長生きして、趣味や生きがいを見つけて楽しみたいと思うもの。 健康で長生きする人と、そうでない人の違いは、日頃の習慣にあります。 今回は「長生きする120項目の秘訣」が掲載されている新刊本をご紹介します。 何歳から始めても効果が...
老後の準備が甘い「おふたりさま」
本書では、一人で人生を過ごす「おひとりさま」に対し、お子さんのいない夫婦を「おふたりさま」と呼んでいます。
「おひとりさま」の老後に関する情報は、さまざまな媒体で取り上げられていますが、「おふたりさま」の老後に関するものは意外と少ないのが現状です。
・共働き世帯が多く、経済的に豊か
・子どもの教育費がないため、貯蓄がしやすい
・ケンカの原因となりやすい「子ども」「お金」などの問題がないため、仲がいい
・結婚しても、趣味や遊びを楽しめる
「おひとりさま」は、「最後まで自分一人で生きていく」という覚悟と決意があるのに対し、「おふたりさま」の場合は、いつも隣に伴侶がいてくれるため、つい安心したまま年を重ねてしまうものとのこと。
一番大きな問題は、自分たちが老後の課題に直面することに気づいていない点にあり、「老後の準備が甘い」と指摘しています。
・どちらかが介護状態になったらどうする?
・配偶者に先立たれて、ひとりになってしまったらどうする?
・身元保証してくれる人がいなくなったら、入院や施設入居はどうする?
・認知症になってしまったらどうする?
・継承者がいないけど、お墓はどうする?
・高齢者施設って、どんなものがある?
・自分が死んだあとの手続や処理は、誰にお願いすればいい?
新刊本『「おふたりさまの老後」は準備が10割』の目次
・1章 じつは夫婦だけではすまない「相続」問題
・2章 おふたりさまには「遺言書」が必須です!
・3章 相続&遺言の「こんなときどうする?」を解決
・4章 配偶者が亡くなって「おひとりさま」になったら、頼れるのは誰?
・5章 おふたりさまの老後の住まい方
・6章 おふたりさまの終活。葬儀・お墓についても考えておこう
「おふたりさま」はいつか「おひとりさま」になる
「おふたりさま」はいつか「おひとりさま」になります。
いつかやってくる老後の諸問題に向けて、「自分たちで知識をつけ、準備をしておく」ことが重要です。
おふたりさまの老後準備としての「必須知識7選」を紹介している他、終活にあたって最低限知っておいてほしい知識と事前の備えについて、相続と遺言、身元保証人・認知症対策、老後の暮らし、葬儀とお墓などについて具体的に詳しく書かれています。
1“相続でもめない”ための基本知識
2知っておきたい“意外な”相続のルール
3“失敗しない遺言”の書き方
4遺産を自分の“血縁者に渡す”方法
5“身元保証人”の考え方
6“死後事務委任契約”について
7おふたりさまでも安心の“お墓”
⇨【これが二拠点生活のリアル】山梨に住み始めたきっかけから終活まで。上野千鶴子氏の新刊本『八ヶ岳南麓から』
新刊本『「おふたりさまの老後」は準備が10割』詳細
【シニアにおすすめの新刊本】
■書名:『「おふたりさまの老後」は準備が10割』
■著者:松尾 拓也
■発売日:2024年6月26日
■価格等:1,760円(税込)
■発行:株式会社東洋経済新報社
■購入はこちらから
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