昨年は物価高騰の影響で、個人消費抑制が続く1年となりました。2024年のお年玉にも物価高騰の影響は及んだのでしょうか。
ナッジ(株)は、次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ、以下「ナッジカード」)」の利用者を対象に、今年のお年玉事情に関するアンケート調査を2024年1月1日から3日にかけてナッジカードアプリにて行い、ナッジカード利用者4,710人から回答を得ました。「2024年のお年玉事情」を見てみてましょう。
→「2023年・2024年の年末年始の過ごし方」についての調査記事はこちら
新成人から70代4,710人に聞いた「2024年お年玉事情」
新成人に聞いた「2024年のお年玉」
はじめに、2022年4月からの成人年齢引き下げを受け、18歳と成人式を迎える20歳に2024年にお年玉をもらったのか質問しました。すると、18歳は約8割、20歳は6割越えという結果になりました。
18歳を迎えた新成人のうちお年玉をもらった人は77.1%で、金額は1万円〜3万円が45.3%と最多でした。5万円以上もらった人は11%で、なかには10万円越えた人もいました。
成人式を迎える20歳においては、お年玉をもらった人は62.9%で、金額は1万円〜3万円が46.0%で最多。5万円以上もらった人は10.8%、10万円越えも3.2%いることがわかりました。
誰からお年玉をもらった?
誰からもらったかについて尋ねると、最多は「祖父母」で20歳は36.6%、18歳は35.5%。圧倒的にシニア世代がお年玉を多くあげていることがわかりました。
次いで多かったのは「親」で同率30.5%、「その他親戚」が20歳で20.4%、18歳で22.7%でした。
「2024年お年玉」の使い道は?
新成人と20歳にお年玉の使い道について質問すると、以下のコメントが寄せられました。
- 推し活や、推しのライブに行くために使う(18歳)
- 旅行や、恋人とのデート費用(18歳)
- 株を買う(18歳)
- 成人式の髪飾り代等(20歳)
- 20歳のお祝いも含めて少し多めにお年玉をいただきました!今年から社会人なので、今しかできないことを全力で楽しむのに使いたいと思います!(20歳)
- 3割のお年玉は貯金に回して、残りの7割は自由に使っていい!(20歳)
他の年代はどれくらいもらえた?
では、他の年代はどうだったのでしょうか。
回答者全体(18歳〜79歳)で見ると、年齢が増すごとにお年玉をもらう人は減っていました。お年玉をもらったと回答した人は、10代は74.4%、20代は50.2%、30代は18.3%という結果に。ただし、40歳以上でも11.2%がもらっており、成人した息子や娘などからもらう人がいることがわかりました。
以上、「2024年のお年玉事情」の調査結果をご紹介しました。今年は少しでも景気が回復することを祈るばかりです。
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