2023年お盆は、過去記事「【お盆に孫と会うシニア必見】4,812人に聞いた『2023年お盆玉事情』をご紹介」にもあるように、親戚で集まる人が昨年よりも多いようです。
お盆の伝統行事といえばお墓参りですが、今年のお盆にお墓参りを予定しているシニアは多いのでしょうか。そこで今回は「2023年お盆のお墓参り」の実態をご紹介します。
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シニアも気になる!「2023年お盆のお墓参り」の実態を調査
終活に関する情報を発信するメディア「終活瓦版」を展開する(株)林商会は、お墓参りの実態について20代~60代以上の男女200名にアンケート調査を実施しました。
「いつお墓参りに行きますか?」という質問をしたところ、最多だったのが「旧盆(8月)」(123票)でした。同調査を実施したのは2023年7月4日~7月7日であることから、2023年お盆にお墓参りを予定している人が多いと考えられます。同調査は20代~60代以上の男女を対象に実施しているため、ミドル世代の親にあたるシニア世代もお墓参りをすると考えられます。
次いで多かったのは「春のお彼岸」「命日・月命日」(52票)、「帰省したとき」(51票)、「秋のお彼岸」(47票)という結果になりました。
シニア世代なら知っている!?「都道府県・地域別お墓参りの風習」
お墓参りといっても、地域や都道府県によって風習は異なります。ここでは、同調査に寄せられた声をもとに、地域ごとのお墓参りの風習をご紹介します。
長崎県・岩手県:爆竹や花火をする
長崎県と岩手県では、爆竹や花火を楽しむ風習があります。長崎県ではお盆期間中のお墓で爆竹と花火をするのが当たり前とされていて、岩手県でもお墓参りで爆竹やロケット花火をします。
広島県:お盆に盆灯篭を立てる
広島県ではお盆には「盆灯篭(竹と和紙で作ったもの)」という色鮮やかな灯籠をお墓の周りに立てます。お盆前にはスーパーやコンビニの前にも立てられます。
奈良県:お墓の前でお弁当を食べる
お墓参りではお弁当を持参してお墓の前で食べる習慣がある地域もあり、お墓参りではよく見られる光景です。
山梨県・青森県:特徴あるお供物
山梨県と青森県はお供物に特徴があります。山梨県では安倍川餅を、青森県では甘い赤飯をお供物にすします。
このように日本各地ではその土地ならでは風習が現在も息づいているようです。2023年のお盆では、各地でさまざまなお墓参りの風習が見られそうですね。
以上、「2023年お盆のお墓参りの実態」と「都道府県・地域別の風習」でした。お盆も猛暑が予想されます。万全な熱中症対策でお盆をお過ごしください。
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