50年以上の長きに渡り、梅職人として活動してきた乗松祥子さん。
82歳の現役梅職人が伝える梅仕事と暮らしに役立つヒント集を掲載した書籍『梅おばちゃんの贈りもの』が発売されます。
本書の内容をご紹介します。
82歳の現役梅職人・乗松祥子さんが伝える、梅仕事と暮らしに役立つヒント集
82歳の乗松祥子さんは、朝から晩まで働く梅おばあちゃん。
梅に寄り添い、ささやかな発見を慈しみながら、心豊かな日々を送っています。
2023年5月12日(金)に誠文堂新光社より発売される新刊本『梅おばちゃんの贈りもの』では、乗松さんの春夏秋冬の梅仕事を追いながら、心と体の養生法から、好奇心の持ち方、極上のものを見る大切さ、これまでの生き方などを掲載。
家族ぐるみで付き合いのあった文筆家・内田也哉子さんとの対談が収録されている他、白洲正子さんや樹木希林さんらとの交流などについても綴られています。
梅のこと、環境問題、子育てについて語り合っています。
【文筆家 内田也哉子氏のコメント】
「乗松さんは優しいオーラを持っているけれども、ピシーっと1本譲れない、こう凛とした佇まいをお持ちで、それが怖くもあり、神々しくもあり、憧れでもあり。
乗松さんのような存在とものの考え方は、きちんと次世代の人に伝えていきたい」
『梅おばちゃんの贈りもの』【目次】
【第1章】私の梅養生
【第2章】春のこと
【第3章】夏のこと
【第4章】秋のこと
【第5章】冬のこと
【第6章】内田也哉子さんを迎えて
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50年間変わらない3つの習慣
乗松祥子さんは、忙しい時こそ、長年の習慣を崩さないように心がけているんだとか。
50年間続けている3つの習慣を紹介しています。
【50年間続けている3つの習慣】
1.長時間煮詰めた梅肉エキスをにんじんやりんごのジュースに溶いて飲むこと
2.開脚のストレッチなどの柔軟体操
3.読書
身体と心を整える毎日の食事
さらに、身体と心を整える毎日の食事として、養生食や季節毎に料理レシピを掲載しています。
【養生食レシピ】小松菜とホタテの梅酢煮びたし、小いわしの梅酢山椒煮、梅くずがゆ、梅干し番茶
【春のレシピ】お花見ちらし寿司、せりとうどの小鉢、はまぐりのお吸い物、いちごと青梅のコンポートと梅ゼリー
【夏のレシピ】なすの鮮やか炒めと鶏もも肉のソテー、トマトのマリネサラダ
【秋のレシピ】落ちあゆの煮びたし梅仕立て、里芋とれんこんのごまみそあえ
【冬のレシピ】伊勢えびと冬瓜の水晶煮、ゆり根と黒豆の梅肉あえ
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【本書「はじめに」より】
「私も今年(2023年)の11月で83歳を迎えます。最近は人の手を借りることも多くなってきましたが、梅仕事に真摯に向き合い、少しでもよい製品を作り出したいと思うと活力が湧いてきます。
梅仕事は自然を学ぶこと。次世代の人たちへ、梅の持つ力と大切さを認識してもらいながら、楽しく伝承していきたいと思っています。」
新刊本『梅おばちゃんの贈りもの』詳細
【シニアにおすすめの新刊本】
■書名:『梅おばちゃんの贈りもの』
■著者:乗松 祥子
■発売日:2023年5月12日
■価格等:2,420円(税込)
■発行:誠文堂新光社
■購入はこちらから
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