老後(高齢期)を過ごす住まいや施設を選ぶときの参考になる2冊の新刊本が先月末、リリースされました。
2018年に刊行し10万部超のヒットを飛ばした話題作「看護師も涙した老人ホームの素敵な話」を新たに加筆・再編集した1冊目と、コロナ禍の老人ホームを描いた続巻となる2冊目。
いずれも前作と同様に注目が集まっています。
小島すがもさんと高齢者の交流の物語
この2冊の書名は『心あたたまる老人ホームのお話』と『涙がこぼれる老人ホームのお話』。学研ホールディングスのグループ会社、Gakken(東京・品川)が10月に同時発売した単行本です。
2冊の著者・小島 すがもさんはなんと、老人ホームで働いている現役の看護師さん。
毎日さまざまな出来事や思いに遭遇しているからこそ描けた、高齢者とその家族が織りなす悲喜こもごものドラマが見どころとなっています。
➊『心あたたまる老人ホームのお話』
超高齢社会を迎えた日本では今、老人ホームはより身近な存在です。
入居者はどんな思いで暮らしているのか、多くの人から関心が寄せられています。
本書では入居者とスタッフたちの交流の物語が描かれ、思わずホッとしたり、プッと吹き出してしまうような温かさや面白さがあるところが一番の特徴です。
著者がていねいな取材で拾い集めた現場のエピソードが数多く掲載されています。
老人ホーム 泣き笑いのドラマ
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コロナ禍の老人ホームを鮮やかに描く
➋『涙がこぼれる老人ホームのお話』
ここ数年のコロナ禍において、老人ホームでは何が起きていたのか。そこに暮らす高齢者とその家族、スタッフたちが日々どのような思いで奮闘しているか。そのさまざまなドラマが綴られています。
コロナ禍の変化にどう向き合い、涙したり笑いながら過ごしてきたのかを知ることで、私たちにとっても新たな勇気や気力がわいてくる一冊です。
老人ホーム 感涙のドラマ
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キャンプを愛する看護師
■小島(こじま)すがもさんの紹介
キャンプとスノーボードが好きな看護師。
近年は発酵食品とパン作りにハマっている。
動画サイトでストリートピアノの演奏を視聴するのが癒やしになっているという。
■書籍の情報
➊書名:『心あたたまる老人ホームのお話』
❑詳細はこちら
➋書名:『涙がこぼれる老人ホームのお話』
❑詳細はこちら
(以下の情報は2冊共通)
⑴著者:小島 すがも
⑵定価:1,540円
⑶発売:2022年10月27日
⑷判型:四六判/232ページ
⑸発行:(株)Gakken
この記事と画像の出典:㈱Gakken 公式サイト、Amazon
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