緊急事態宣言、時短営業が解除されて明るさを取り戻してきました。と同時に、そろそろ旅行をしたり、前々から考えていた移住や二地域居住の計画を進めようとしたりしている人も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報です!解除と同時に各企業で新たなワーケーション向けプランをリリースしています。ワーケーションは旅行好きはもちろん、移住や二地域居住の候補地を下見するにも最適な過ごし方。その土地を調べられながら気分転換もできるなんとも贅沢な時間の過ごし方です。
(→「ワーケーション」とは?)
そこで今回は、解除後にリリースされた新たなワーケーションプランをご紹介していきます。
▼ワーケーションに関する記事▼
コロナ禍の今、都会と田舎の2つの生活=デュアルライフ(二拠点生活)を楽しむ人たち、いわゆる「デュアラー」が増えていますが、さらに複数のまちで暮らす「多拠点生活」を始める動きも目立ってきました。(→「二地域居住」とは) 今月14日に発表された調査結果によると、多拠点生活を実践する人た...
大手百貨店がワーケションを福袋に
国内を代表する百貨店・大丸東京店は、2022年の福袋にワーケーションプランを販売すると発表!それが、ワーケーションの町・東伊豆町とタイアップした「夢のワーケーション福袋」です。
同福袋では、海の見えるシェアオフィス「EAST DOCK」を滞在中利用可能、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選にも選ばれた「稲取銀水荘」に宿泊、選べる東伊豆体験プログラム(漁船クルージングorみかん狩り+生絞りジュース体験or伊豆半島最年少ジオガイドによる細野高原ツアー)などがセットになった盛りだくさんな内容です。「夢のワーケーション福袋」(1室2名様50,000円 3組)、(1室1名様)30,000円 3組を用意し、販売期間は1月2日(日)・3日(月)(販売方法:未定)とのことです。
ワーケーションの街・東伊豆ってどんなところ?
東伊豆町は静岡県伊豆半島東海岸の中央に位置しており海や山に囲まれ、平均気温は17℃と過ごしやすいエリアです。また、温泉郷としても栄え、海沿いには大川温泉・北川温泉・熱川温泉・片瀬温泉・白田温泉・稲取温泉の6つの温泉があります。都心までのアクセスも良好で、東京駅から伊豆急行伊豆稲取駅までは約2時間23分(特急踊り子利用)と、都心からも遠すぎず近すぎないちょうどいい距離感。都会の喧騒を忘れてリラックスできるエリアであることから、二地域居住もしやすいと言えます。
→伊豆で二地域居住を楽しむデュアラーのインタビュー記事はこちら
IT業界で働く人向けワーケーションプラン
こちらはIT業界で働く人限定のプラン。IT業界従事者向けコミュニティ型賃貸住宅「TECH RESIDENCE(テックレジデンス)」を展開している(株)CEspaceは、全国でホテルを運営する(株)東急ホテルズと連携し、CEspaceが展開するワーケーションのサブスクリプションサービス『TECHRESI BASE(テクレジベース)』のプランに、全国26拠点のワーケーション施設に加えて、東急ホテルズが運営する一部のホテル(全国6拠点)が宿泊可能にするとのこと。今後、利用可能ホテルを順次増やしていくことも視野に入れています。
「TECH RESIDENCE」はITエンジニア、WEBデザイナー等を対象にしたコミュニティ型賃貸(マンション・シェアハウス)。東京4拠点、新潟1拠点(都内で2物件開発準備中)、コミュニティ、勉強会、無料ワーケーション施設などの付加価値を提供しています。同じIH業界で働く者同士が入居者ということで、入居者同士で開発プロジェクト受注や会社設立などもあるとのこと。
ワーケーションのサブスクリプションサービス『TECHRESI BASE(テクレジベース)』は「TECH RESIDENCE」入居者は無償利用でき、2021年9月時点で全国22拠点が利用可能です。ここに主要都市6箇所の東急ホテルの利用可能になります。その時々の自分の稼働状況や気分で宿泊が選べるのは嬉しいプランですね。
このように各企業で趣向を凝らしたプランが生まれています。今後も今までにない画期的なワーケーションプランが生まれそうですね。
シニアにはワーケーションよりもステイケーションがいい!?
旅しながら仕事も行うワーケーション以外にも、ステイケーションがあります。どちらもいつもと違うエリアでリフレッシュできる過ごし方。ですが、リタイア後のアクティブシニアにとってはワーケーションよりも距離が違いエリアで過ごすステイケーションのほうが親和性が高いでしょう。
また、ステイケーションは自宅からさほど遠くないエリアで行うため、自分の拠点からあまり離れたところへ行きたくない人にとってもハードルが低いのでやりやすいと言えるでしょう。とはいえ、できれば自宅に気軽に帰りもしたい…そんな方にはシェアハウスでのステイケーションもオススメです。宿泊施設とは違い、自分のペースで過ごせるシェアハウスは、自宅での過ごし方をいつもと違う場所でできるので、旅行中によくある心身の緊張も起こりにくいでしょう。シェアハウスはマンスリーマンション感覚で利用できるのも魅力。自宅とは違う住まいとしてそのまま利用してもいいかもしれませんね。
▼シェアハウスに関する記事▼
ここ数年で一気に増加したシェアハウス。複数の人で一つの住居に住むという性質から一般的な賃貸住宅よりも安いため、居住者は10代後半や20代が主流の「若い世代の住まい」というイメージが強いかと思います。 しかし、今シェアハウスに住む人は実にさまざま。ただ安いから住むだけではありません。住む人そ...