高齢者がペットを飼うときの4つの不安。支援団体はあるの?

高齢者の健康促進・地域とのコミュニティづくりにおいて、ペットは強い味方になってくれます。

ただ、ペットと暮らす高齢者は、ペットとの生活にどうしても不安を抱えがちです。

そこで、

・安心してペットと暮らすためにはどうしたら良いのか
・高齢者とペットを支援する団体について

について、解説とあわせて紹介します。

高齢者がペットを飼うときの4つの不安


高齢者がペットを飼いたい・飼っているとき、大きく4つの不安があります。

①膝・腰の痛みで、ペットの散歩や世話が難しくなる
②認知症で、ペットの世話ができなくなったらどうしよう
③入院時にペットの面倒をみてくれる人がいない
④老人ホームに入るとき、ペットを誰に飼ってもらうか

特に、身近に家族・親族がいない高齢者が、ペットに関する不安を強く抱えています。

高齢者のペット不安対策「VESENA」

VESENAは、高齢者のペット支援をする団体です。

高齢者が感じている、ペットの将来の不安を減らし、安心してペットと暮らせる未来を築こうと、特定非営利活動法人として設立されました。

VESENAが約束している3つのこと

1.高齢者のQOL向上のための社会貢献活動(→「QOL」とは)
2.シニアのためにペット飼育を支援する
3.ペットの将来のために新しい飼い主を探す

(引用:VESENA

日本は、核家族化が進み、高齢化も進んでいます。

なかでも高齢者の独居問題は深刻です。

高齢者がペットと一緒に暮らすことで、ペットとの間との会話が生まれます。

さらに、散歩による運動の機会や、地域住民との会話の機会も作ってくれるでしょう。

ただ、高齢者がペットを飼うとなると、どうしても不安が生まれてしまいます。

この不安を解消しようと、VESENAは立ち上がりました。

・高齢者にペットを飼って、健康でいて欲しい
・高齢者が不安なく動物を飼うためにはどうしたらよいのか

という願いと、不安に対する対処を実現しようと、VESENAは様々な取り組みをしています。

「獣医師のネットワーク」を大切にしている

高齢者がペットを飼えなくなった際、新しい飼い主がペットを引き取ることになります。

新しい飼い主がペットを引き受けたあと、ペットの病気が判明・ペットが懐かないなど、問題が起こるかもしれません。

これらの問題を解決しようと、VESENAは「獣医師のネットワーク」を強化する取り組みをしています。

開業獣医師を中心に、ペットの健康や性格を判断し、新しい飼い主と生活できるようにマッチングさせる活動です。(→「マッチング」とは

高齢者のペット飼育を応援

動物病院になかなか行くことができない高齢者もいます。

そこでVESENAは、動物病院所属の動物看護士を、高齢者の自宅に派遣する取り組みをしています。

これにより、定期的にペットの健康状態をみる・ケアできるため、高齢者は安心してペットを飼うことが可能です。

また、ペットの病気の早期発見にも繋がります。

高齢者とペットの今後の課題

VESENA以外にも、高齢者のペット飼育の支援活動をしている団体はあります。

高齢者施設でも、ペットとの共生OKという条件つきの物件も増えてきました。

ただ、高齢者との連携・動物病院との連携がうまくいなかいケースがあります。

そのため、高齢者がペットを飼うことができなくなったとき、ペットの行き場に悩む事態になりやすいのが現状です。

今後の課題として、

・高齢者にペット支援団体の存在を知ってもらう
・ペットを飼う高齢者は、積極的にペット支援を申し込む
・ペット保険会社の高齢者向けプラン増加
・新しい飼い主を支援する仕組みを強化

などがあげられます。

高齢者の健康促進や独居を防ぐためにも、ペットは頼もしいパートナーです。

高齢者とペットを支援する団体のほかにも、国をはじめ民間企業などが協力することで、ペット共生でうまれる問題の解決へと繋がるでしょう。

高齢者もペットも、健康な毎日を送ろう


高齢化・独居問題が進み、今後ますます高齢者のペット共生が求められてくるはずです。

高齢者とペットの生活を支援しようと、VESENAをはじめさまざまな団体が活動しています。

団体の支援を活用して、ペットとの安心した暮らしを実現させましょう。



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