【高齢者とペット】高齢者が犬を飼うことで期待できる効果とは?

退職や子供の独立をきっかけに、訪れる第二の人生。パートナーとして、ペットを迎えたい。この思いから、高齢になるにつれてペットを飼う世帯が増加しています。

ペットは、癒しだけでなく、高齢者の健康面に良い影響を与えてくれます。なかでも、を飼うことにより、様々な効果があるという調査結果があります。いったいどのような効果があるのか、調査結果を根拠に詳しくご紹介します。

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高齢者がペット(犬)を飼うと、健康維持に効果的

高齢者がペット(犬)を飼うことは、健康維持をはじめ様々な効果が期待できます。具体的に、どのような効果があるのかみていきましょう。

犬の世話をすることで、生活にリズムができる

犬を飼うことで、毎日世話の時間がうまれます。食事や散歩、トイレ掃除など、毎日行わなくてはならないことが増えます。

さらに、同じ時間に食事を与える必要があるため、生活のリズムできます。また、自分以外のことをする・必要とされることにより、人生にハリがうまれます。

高齢者が犬を飼うことは、規則正しい生活をはじめハリのある生活を送ることへと繋がるのです。

散歩の習慣がつく

足腰の筋肉を保ち、健康を維持するためには、運動が欠かせません。ただ、高齢者だけでは、毎日歩く習慣というのはつきづらいものです。

犬を飼っていると、一日の中で散歩の時間をとらなくてはなりません。高齢者が犬を飼うと、毎日外出する機会がうまれ、歩く習慣ができます。

散歩といった歩く程度の運動は、高齢者の健康維持のために非常に大切な役割を果たします。

散歩仲間ができて、地域の見守り体制に役立つ

犬の散歩で毎日外出すると、街の住民と顔を合わせることでしょう。「こんにちは」など声を掛け合うことにより、住民から認知されるようになります。

また、散歩仲間との会話の中で、楽しみを感じることができます。

このように、高齢者が犬を飼うと、散歩による外出で話す機会がうまれ、地域のコミュニティに参加することができるのです。さらに、住民同士での見守り体制が整います。

犬を飼うと高齢者に好影響!調査結果から解説

高齢者が犬を飼うと健康面で良い効果があることは、科学的な裏付けをもって説明できます。その理由は、アメリカと日本で高齢者を対象に行われた、ある調査です。

調査の結果では、高齢者が犬を飼うことにより、2つの健康面でのメリットがあるというデータが出ました。いったいどのようなデータなのか、順番にみていきましょう。

調査結果1:ストレスが減少する

アメリカで、65歳以上の高齢者(1,036人)を対象に、調査を行いました。調査の内容は、ある一定のストレスを抱える人の通院回数です。

職業・収入・結婚状態・健康状態などが同じ条件の高齢者を「一定のストレスを感じている」と設定し、通院回数を調査しました。その結果、多い人は一年間に10.37回通院していました。

ただ、一定のストレスを抱えている人の中でも、犬を飼っていた場合の通院回数は、多い人で一年間に8.62回というデータがでました。

さらに、猫や鳥をはじめ、犬以外の動物を飼っていた人には、通院回数の減少は特に見受けられませんでした

つまり、犬を飼う高齢者の通院回数は、ペットを飼っていない・犬以外のペットを飼っている人よりも、1.75回通院回数が減少したことが判明したのです。

これにより、高齢者の通院回数を減らす・健康を保つためには、ペットとして犬を飼うことに効果があることがわかりました。

調査結果2:リラックスする

日本で行われた調査は、犬と一緒にいた際の、交感神経と副交感神経系の活動を測定するものです。

平均67.5歳の高齢者13人(男性10人、女性3人)に対し、犬の散歩を30分間、1日2回実施してもらいました。散歩の時に心電図を装着し、交感神経と副交感神経系の波形を測定しました。

心電図のデータを見ると、犬の散歩をしている時に、副交感神経系波形の比率が交感神経よりも優位に上昇していたのです。さらに、自宅で犬と過ごす時の心電図からも、副交感神経系波形が上昇したことがわかりました。

副交感神経系波形は、リラックスしている時に見られるものです。つまり、高齢者が犬と散歩する・犬と過ごすと、リラックス効果が期待できるということがわかったのです。

高齢者と犬の関係は、心身の健康に効果あり

アメリカと日本で行われた調査結果をみると、犬を飼っている高齢者は、通院回数が少なく、リラックスできることがわかりました。

犬は、高齢者の運動の機会や、近隣住民たちとのコミュニケーションのきっかけとなるだけではなく、高齢者の心身の健康を保つために重要な役割を持っているのです。

まとめ

高齢者が犬を飼うことは、体と心の両方の健康面で良い効果があることがわかりました。第二の人生のパートナーとして犬を迎えることは、高齢者の健康維持へと繋がるといえます。犬と生活をともにして、心身共に健やかな生活を継続していってください。

 

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