都市部へ人口が集中する傾向は高いなか、テレワークの普及によって地方移住や二地域居住する人が増加しています。憧れるものの、どちらのスタイルにするか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。検討者にとっては実践者の声が気になるところです。
合同会社Stone intechが運営する、地方創生と関係人口の創出・拡大を目的とした情報発信メディア「二拠点・移住ライフ大学」は、地方移住者100人に対して「移住後の満足度」に関するアンケート調査を実施しました。地方移住後のリアルな声を見てみましょう。
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100人の地方移住者に聞いた!地方移住者の満足度の変化と良かったことを調査
はじめに、移住前後で生活の満足度がどのように変化したのかを5段階評価で聞いてみました。すると、7割以上が移住前の生活と比べて満足していることが判明。従前に思い描いていた生活を実現できたことがわかります。
では、具体的に移住して何が良かったのでしょうか。回答は次のようになりました。
最も多かったのは「自然との触れ合い」で18.6%、次に多かったのは「人が少ない」。自然に囲まれたロケーションでの暮らしは心身ともにリラックスできているのでしょう。また、人が少ないこ場所でのびのびと過ごせていることがわかりますね。
その他「家賃が安い」「固定費が総じて安い」「物価が安い」といった金銭面でのメリットを感じている人も多く、「趣味を満喫できる」「自分の時間が増えた」などプライベートが充実したという声もあがっていました。
この調査では全体的に満足度が高まっていることがわかりました。地方移住を検討している人はもちろん、もう一箇所に拠点を構える二地域居住を検討している人も安心したのではないでしょうか。
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地方移住・二地域居住するなら説明会やイベントへ行こう
とはいえ、検討者からすると実践者から直接話を聞いたほうが納得感もあるはず。WEBの情報収集以外にも実践者と話せるセミナーやイベントに行くことを強くおすすめします。
来たる11月20日(日)、富山県はJR「有楽町」駅前にある東京交通会館で、富山県移住・就職フェア「富山くらし・仕事相談会」を実施します。地域の魅力をもちろん知りたい情報が得られる充実したコンテンツを用意。
ブースは大きく3つに分かれていて、地域の魅力や移住者応援施策を紹介する市町村ブース、UIJターン者・起業者・子育て家族・地域おこし協力隊等との対話や相談ができる先輩移住者ブース、企業担当者等による仕事内容やUIJターンによる転職事例を紹介する企業ブースを用意。その他、県総合相談ブース、農業・介護ブース、教職員ブース、警察官採用ブースも設置します。他、セミナーも開催します。
【開催概要】
テーマ:富山県移住・就職フェア「富山くらし・仕事相談会」
日時:11月20日(日)11:00~17:00
会場:東京交通会館12階 ダイヤモンドホール(東京都千代田区有楽町2-10-1)
公式HP:https://toyama-bestmatch2022.com/
移住・二地域居住を検討している人にとっては生きた情報が得られる貴重な機会です。
検討している人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
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