「沖縄へ短期移住」した筆者が語る!沖縄移住の3つの魅力と意外な注意点とは?

移住ブームの中、「沖縄移住したい!」という声が多くあがっています。

筆者自身、沖縄生活に憧れを抱いており、2020年のほとんどを沖縄で過ごしました。

そこで、実際に沖縄へ短期移住してみて気づいたこと・移住を決める際の意外な注意点を解説します。

短期移住におすすめの住まいについても紹介しているので、ぜひご覧ください。

■筆者Profile
2020年3月、会社を辞めてフリーランスに。
海外で暮らすはずが、コロナで断念。2020年は、沖縄本島と石垣島を中心に生活していました。

沖縄移住の3つの魅力


筆者が感じる、沖縄移住の魅力はおおきく3つあります。

・気候
・海
・ゆったりさ

それぞれ詳しくみていきましょう。

魅力1.南国沖縄、寒くない!

沖縄移住の魅力1つめは、寒くないところ。

寒さが苦手な筆者にとって、暖かい気候であることは移住先を決めるために必須の条件でした。

沖縄は、冬でも半袖でいられるほど温暖な気候。

もちろん夏は本当に暑いです。

「寒いのがとても苦手、寒いだけで何もしたくなくなる」という人は、沖縄の気候がきっと合うはずです。

魅力2.沖縄、やっぱり「海」が綺麗!

沖縄移住の魅力の2つめは、海の美しさにあります。

沖縄の海は、ビックリするほど綺麗です。

沖縄の中でも、美ら海水族館がある本部町エリアの海・ビーチが素晴らしく、ちょっと田舎へ行けば静かで美しい海を感じることができます。

島へ行けば、さらに綺麗な海が待っているのも嬉しいポイント。

石垣島の海はシュノーケリングにピッタリで、ちょっと潜ればカラフルで変わった魚たちと、一緒に泳ぐことができます。

「海が好き・綺麗な海で泳ぎたい」人にとって、沖縄の海の綺麗さはかけがえのない魅力です。

魅力3.「時間の流れ」がゆっくり

沖縄移住の魅力の3つめは、時間の流れがゆっくりなところにあります。

ゆっくりとした雰囲気は、沖縄ならでは。

街中でものんびりした様子を感じますが、田舎や島へ行くと、さらにゆる~い感じです。

暖かい気候とあいまって、心が癒されます。

「のんびり暮らしたい」人にとって、沖縄の時間の流れは心地良く感じるはずです。

沖縄移住前に「短期移住」をおすすめる理由とは?


沖縄の魅力はさまざまありますが、移住をする前に短期移住することをおすすめします。

理由は、沖縄移住をしてから「思っていた生活と違った」と感じる人が、予想以上にたくさんいるためです。

これは沖縄でよく聞く話ですが、実際に筆者も聞きました。

沖縄移住をして後悔したと話す、Aさんの話

Aさん:暖かいところで海が好きで、やっとの思いで沖縄移住を果たしました。

海が綺麗で静かなエリアに、一軒家を買って。

でも、実際に住んでみると、私は島の人間ではないということを思い知らされたんです。

夢に描いていた沖縄生活ですが、今は寂しさの方が強いです。

-----

Aさんは沖縄移住を決意して、家も買って本格的に暮らし始めました。

沖縄生活は5年程だそうですが、すでに移住を後悔しているそう。

しかし、家も買ってしまった上に、家を引き払い新たな家を購入する資金はありません。

生活圏内は地元民がほとんどで、移住者はゼロの地域。

地元民ではないこと・移住者として見られていることが気になってしまい、孤独感を感じているそうです。

家を買う・長期で住むのであれば、まずは短期間住んでみることの大切さを学びました。

「本当にここにずっと住める」と確信してから、移住を実行に移すことをおすすめします。

沖縄旅行ではわからない!短期移住したからこそ「わかったこと」とは?


旅行で沖縄に憧れを持ったものの、実際に住んでみて初めて気づくことはたくさんあります。

なかでも、筆者が特に感じたのは「正直、便利さに欠ける」ということです。

というのも、筆者は長いこと東京・新宿に住んでおり、仕事もプライベートも徒歩圏内で完結していました。

電車一本でほとんどのところへ行けますし、必要なものを揃えるのも簡単。

しかし、沖縄ではいろいろと不便に感じる点が多くありました。

たとえば、以下3つ。

・郵便物が到着するまでに時間がかかる
・取材依頼がきても、飛行機に乗らないといけない
・PCや家電製品を買いたい時は、車を使って遠出しないといけない
・無料Wi-Fiつきのカフェが近隣になく、家のWi-Fiがと止まったときに困った

上記を見て「些細なことだ」と感じるかもしれませんが、実際に生活しているとため息が出るくらい意外と困りました。

沖縄移住者のよくある声(気づいたこと・困ったこと)

沖縄移住をして気づいたわかったこと・困ったこととして、よくある例は以下です。

水が合わない、髪の毛が痛む(沖縄の水は硬水なため)
低気圧で頭痛が続く(特に台風の時期)
料理の味付けが濃い(沖縄料理は濃い味付けが多い)

筆者自身、髪がバサバサになったり、肌が乾燥したりと、水が合わないなと感じることは確かにありました。

料理に関しては、料理の味付けが濃いというよりも、どれも甘じょっぱい・油っこいものが多いなという印象はありました。

とはいえ美味しいものは美味しいですし、自炊すればいいことだと感じています。

このように、移住した人が共通して感じる気づいたこと・困ったことがあります。

これだけは要チェック!沖縄移住時の7つのポイント


沖縄移住時、これだけは事前に確認すべき7つのポイントがあります。

(1)住むエリアの様子
(2)車が必要かどうか
(3)仕事があるか
(4)生活する上で必要なものを揃えられるか
(5)湿気や暑さは体に合うか
(6)人間関係はどうか
(7)家族や友人と離れて寂しくないか

一見、当たり前のことのように感じるかと思います。

しかし、実際に住むとなると意外なことがトラブル・心の負担になることがあります。

そのため、事前調査することはとても大切です。

近隣住民と深く付き合いたいという人は、あらかじめ対人面の様子を確認しておくことが大切です。

あわせて、仕事面・友人面など、満足できる生活ができるかどうかも、判断しておきましょう。

沖縄に短期移住するなら、最低2週間の期間が必要!


沖縄へ短期移住をするのであれば、最低2か月は暮らしてみることをおすすめします。

理由は、住んでみて違ったという理想と現実の差をなくし、より沖縄生活を満喫するためです。

なかでも重要なのが、住みたいエリアに住んでみて、実際の様子を体感すること。

筆者は沖縄本島と石垣島を巡っていたのですが、事前調査なしに新たな土地へと移り住んだことを後悔したときもありました。

たとえば、住んだとたんに「もっと便利なエリアにすればよかった、早く次のエリアに行きたい」と感じ、不便さ・暮らしにくさを感じる結果となったことも。

住んだからこそ気づいた魅力もありますが、事前に住むエリアを調査してから住まいを決める重要性を感じました。

1週間だとドタバタして終わってしまうので、最低でも2週間は移住体験をしてみて欲しいです。

地元民の様子から、スーパーなどの便利さ・移動手段など、生活する上での便利さを確認してみてください。

GWや年末年始など、長期で休みをとれる時期を活用すると良いでしょう。

沖縄に移住したい!本当におすすめの短期滞在先2選


沖縄移住をする前のお試し移住や、ちょっとした短期移住の際は、以下2つの住まいがおすすめです。

マンスリー・ウィークリーマンション
Airbnb

それぞれの良さを、住んでみた感想とともに紹介します。

おすすめ1.マンスリー・ウィークリーマンション

沖縄短期移住でおすすめの住まいは、マンスリー・ウィークリーマンションです。

賃貸を借りるとなると、敷金礼金・契約と面倒なことが多いです。

短期で移住となれば、最終的に高くついてしまうこともあるでしょう。

そうしたトラブルを避けるためにも、マンスリー・ウィークリーマンションはとても便利。

家具家電付きで入居でき、費用も安め。

私は、Mr.KINJOというマンスリー・ウィークリーマンションを利用しました。

沖縄本島から石垣島まである、チェーン展開しているマンスリー・ウィークリーマンションです。

どこも家具家電付きで、光熱費込み。

自炊もできる環境です。

洗濯機もついているので、ランドリーサービスを探す必要もありません。

数日~1週間、1か月単位など、自由に滞在プランを組むことができるので、短期滞在先を探している人にピッタリです。

おすすめ2.Airbnb

短期滞在先を探している人は、Airbnbも活用してみてください。

Airbnbでは、格安の住まいからリッチな住まいまで、さまざまな物件があります。

私は、沖縄本島のコザというエリアで、東京一人暮らしのときは体験できないであろう、広くて素晴らしい景色の家に、格安で滞在することができました。

高台の家の窓からは海と夕陽が一望でき、広々としたリビングに部屋もたくさん。

ちょっとしたお金持ち気分を味わうことができました。

せっかくの短期移住です、ふだんなら住めないような家にお試し滞在できるのもメリット。

ぜひAirbnbのお得な住まいを探して、利用してみてください。

そのほかの短期滞在法3選

マンスリー・ウィークリーマンションやAirbnb以外でも、以下の方法でコストをおさえて短期滞在が可能です。

シェアハウス
ゲストハウス
リゾートバイト

ほかにも、月額で日本各地の宿泊まり放題のサービスもあります。

筆者は、ひとりの時間を大切にしたい・共同生活は向いていないということから、上記の滞在法は利用しませんでした。

安さを重視するか・プライベートを優先するか、自分に適した選択をすることが大切です。

沖縄移住を考えている人に伝えたい、2つの注意点


沖縄移住を考えている人に伝えたい、2つの注意点があります。

(1)意外と「物価」が高い
(2)車のレンタル

それぞれ解説します。

注意点1.意外と「物価」が高い

沖縄の物価は、意外に「高い」と感じます。

野菜などは、JAや直売所に行けば安く入手できます。

しかし、スーパーやショッピングモールの値段相場を見ると、ほぼ東京と変わらない物価です。

沖縄は物価が安そうというイメージがあるかもしれませんが、意外と大差ないこと・むしろ本州の街中の方が安いことも。

沖縄移住を決める前に、物価についても実際に見て感じてみてください。

注意点2.車のレンタルについても考えておこう

沖縄では、車がないと生活が不便になるケースがあります。

那覇などの街中であれば、ゆいレールというモノレールが走っていたり、バスが通っているので便利です。

しかし、那覇以外・田舎のエリアになると、車がないと買い物も行けません。

東京のように、あちこちに24時間のコンビニがあるわけではなく、夕方までしか開いてない商店が1軒だけというエリアもありました。

沖縄短期移住前までレンタカーを借りたことがなかった筆者ですが、沖縄ではレンタカーを借りることに。

自分が住みたいエリアでは、車が必要かどうかもしっかりと確認しておきましょう。

まずは短期移住から、住み心地を確認してから沖縄移住を決断しよう!


沖縄短期移住の体験談をもとに、良かったこと・困ったこと・注意点とあわせて解説しました。

沖縄移住を決める前に、最低でも2週間程度の短期移住期間を設けることをおすすめします。

移住を後悔しないよう・満足した毎日を送れるよう、しっかりと準備を重ねることが大切です。

短期移住にあたり、家を手放す人もいるでしょう。

筆者自身も、家を解約してから短期移住をしました。

家を手放した人にとって、短期移住までの期間や短期移住後の期間の住まいも、考えておくべきポイントです。

おとなの住む旅では、家具家電付きの住まいを全国で提供しています。

短期移住を検討している・一時的な住まいを探している人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

→【おとなの住む旅】二地域居住を実践する体験者の声

関連記事

  1. 【コロナで終活はどう変わった?】シニアの「終活」に対する意識の変化とは

  2. 都がペットと暮す高齢者へ提案「誰に託すか,遺言を残しておきませんか」

  3. 【二拠点生活から多拠点生活へ】コロナ禍でワーケーションが普及、会社員の暮し方が変わる?!

  4. 【シニア女性も経験あり】更年期障害で辛い時のパートナー間の絆とは

  5. 編集部ピックアップ!シニアにおすすめ「IOT製品」

  6. 「オレオレ詐欺」電話を受けた経験がある60代以上は○人に1人!

二地域居住するデュアラー
  1. 【鎌倉旅におすすめ】家族で楽しむ鎌倉ホテルステイ…

  2. 【1位は納得のあれ】50歳以上のシニア女性に聞いた「…

  3. 【亡くなる前日まで投稿】シニアインフルエンサー大…

  4. 【介護の川柳コンテスト】11月11日は介護の日!最優…

  5. 【熟年夫婦は仲良し?】シニアに聞いた「夫婦仲の実…

  6. ベトナム移住、生活費のリアル。日本より安い1か月の…

  7. 【シニア女性436名に聞いた】スマホ等のデジタルデバ…

  8. 【長生きしたと思ったことないのに108歳】箱石シツイ…

  9. 年収の壁「178万円引き上げ」をわかりやすく解説。家…

  10. 【55歳以上の再就職を支援】服装自由、書類選考なし…

  1. 【高齢者のGoTo利用自粛】コロナ禍のお家の中(自宅…

  2. 【ダイジェスト 高齢期の住替えを考える】終の棲家に…

  3. 【ダイジェストVol.2】シニアに人気の趣味・登山編 …

  4. 【読書の秋におすすめ】高齢者(シニア)に読んで欲…

  5. 【高齢者の元気印】シニア同世代から元気をもらおう…

  6. 高齢者(シニア)におすすめオンラインサービスまとめ

  7. 【高齢者のペット事情まとめ】外出自粛中にペットを…

  8. 【シニアのペット共生】神奈川県にあるペット共生・…

  9. シニア対象”二地域居住の体験モニター募集&#82…

  10. 終活や脳トレに効果のあるシニアにおすすめ無料アプ…

【おとなの住む旅】二地域居住を実践する体験者の声

サ高住『グランドマスト江古田の杜』

私たちと一緒に働きませんか【住まいアドバイザー】

【50代のアクティブシニア歓迎】高齢者の住まい探しをサポートするアドバイザー募集!

Podcast(ポッドキャスト)記事を音声で聞く

おとなの住む旅 運営会社